第3話

三日「みてくれる人」
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2026/07/23 03:47 更新
2026年7月16日。



学校に行かなくてもいい。昨日、そう思ってしまった。


もうすぐ夏休みに入るし、行かずに乗り切ろうかとも思った。


でも、家にも居れるような雰囲気じゃなかったから、逃げるように学校に来た。


机に突っ伏しながら教室を眺めて見ても、なんだか自分だけ浮いているみたいだ。


_芽村@めむら_ ともり
芽村めむら ともり
えっと………瑞葉…?
_木枯@こがらし_ _瑞葉@みずは_
木枯こがらし 瑞葉みずは
え…?
話かけられた………?


勘違いかと思った。でも、見上げると確かに、ともりは私と目を合わせていた。


高校でできた友達だ。もう、話しかけてくれる人なんていないかもと思っていたのに。



急に、涙が込み上げてきた。


たった2日。それだけでも、完全な孤独の中過ごすのは苦しかった。


人前で、友達の前で涙を流したことなどなかったが、堪えることもできず彼女に泣きついた。
_木枯@こがらし_ _瑞葉@みずは_
木枯こがらし 瑞葉みずは
ともりー…!
_芽村@めむら_ ともり
芽村めむら ともり
わああ、どうしたの……
_芽村@めむら_ ともり
芽村めむら ともり
……とりあえず、場所変えよっか


ともりは辺りを見渡すと、気を遣ってくれたのかそう提案した。
_芽村@めむら_ ともり
芽村めむら ともり
落ち着いた?

屋上へ続く外階段に座り、優しく声をかけてくれる彼女に向き直した。
_木枯@こがらし_ _瑞葉@みずは_
木枯こがらし 瑞葉みずは
ねえ、教えて欲しいんだけどさ
_木枯@こがらし_ _瑞葉@みずは_
木枯こがらし 瑞葉みずは
なんで…みんな私を無視するようになったの?
_芽村@めむら_ ともり
芽村めむら ともり
え……?


彼女は、少し意外そうな顔をして、黙り込んでしまった。


そして悩むような素振りを見せたあと、言葉を一つ一つ選ぶようにゆっくりと話した。


_芽村@めむら_ ともり
芽村めむら ともり
瑞葉って……えっと、一昨日の朝っていた?

一昨日といえば、私が朝寝坊をして遅刻をした日のことだ。
_木枯@こがらし_ _瑞葉@みずは_
木枯こがらし 瑞葉みずは
朝は……いなかったよ
_芽村@めむら_ ともり
芽村めむら ともり
そっか…
_芽村@めむら_ ともり
芽村めむら ともり
じゃあ、その前の日って放課後何してた?
_木枯@こがらし_ _瑞葉@みずは_
木枯こがらし 瑞葉みずは
その前………その前は、、
_木枯@こがらし_ _瑞葉@みずは_
木枯こがらし 瑞葉みずは
普通に帰っただけだと思う


三日前ともなるとよく覚えていないが、最近は特別な外出もなかったから、いつも通りの日々を過ごしていたのだと思う。


ともりは、こちらに向き直ると真面目な顔をして言った。
_芽村@めむら_ ともり
芽村めむら ともり
まずは謝るね。この二日……多分寂しい思いをさせたから
_木枯@こがらし_ _瑞葉@みずは_
木枯こがらし 瑞葉みずは
…………そうだよ!
_木枯@こがらし_ _瑞葉@みずは_
木枯こがらし 瑞葉みずは
友達にも、家族にも無視されて…………
_木枯@こがらし_ _瑞葉@みずは_
木枯こがらし 瑞葉みずは
………なにか、悪い噂でも立ってるの?
_芽村@めむら_ ともり
芽村めむら ともり
いろいろ……あってさ
_芽村@めむら_ ともり
芽村めむら ともり
多分、瑞葉と関わるのが、気まずいだけだと思うんだよ
_木枯@こがらし_ _瑞葉@みずは_
木枯こがらし 瑞葉みずは
気まずいって…どういうこと?
_芽村@めむら_ ともり
芽村めむら ともり
うーん……

しばらく悩んで、こちらには目を合わせずに言った。
_芽村@めむら_ ともり
芽村めむら ともり
今説明しても…ややこしいと思うの


彼女は誤魔化すように笑うと、こちらに手を差し伸べた。

_芽村@めむら_ ともり
芽村めむら ともり
私はずっと一緒にいるよ
_芽村@めむら_ ともり
芽村めむら ともり
それでいいかな……?



まだ、理由はわからないが、長い孤独が終わったような気がした。


差し伸べられた手を握る勇気は、まだなかったけれど。





































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