第5話

4話:スピードスターは理解が早い!
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2023/03/08 07:00
おんりーside



隕石の衝突まであと10日…。



俺はなんとか状況がわかった!



それで引っかかってることがある!
おんりー
(なんで突然、あんなニュースが?)
地震とかなら予告出来ないし、



誰も予想してない日に来るからわかるけど…。




今回に関しては宇宙専門家が




宇宙について調べてるわけだから、




隕石衝突の予想とか大体出来るはず…。




それなのに突然、ニュースになった…。




それが不思議で仕方がない!
おんりー
(そう考えるとこれってもしかして…)
そう思ったその瞬間…
???
察しが良すぎるのも考えものだな。
おんりー
…!?
謎の人が突然家に入ってきた…!




その影響で俺は驚く…!
おんりー
何の用ですか?
普通に不法侵入ですけど?
???
お前、世界に絶望シテナイカ?
おんりー
…!?(急に周りの空気が重く…!)
会話のキャッチボールになってないけど、




俺はこれで悟った…!




きっとこいつが黒幕だろうと…。
おんりー
なんのつもり!?
???
さぁ、ナンノコトダカ…。
おんりー
とぼけるな!
すると…
???
あーあ。分カッチャッタか。
おんりー
…!?どうするつもり!?
???
分かっちゃった以上、
お前に乗り移って
証拠を隠滅させてモラウ!!
おんりー
…!?(まずい!まずい!まずい!)
そう言い出した…!



とりあえず、これで確定したな。




こいつが黒幕だと言うことが…。




だけどこれどうしよう!?




これじゃあ間違いなく俺は…
おんりー
(確定で、過ちを犯すことになる…!
それだけは絶対やだ!)
???
それじゃあイッタダッキま〜
おんりー
…ギュッ!(誰か助けて〜!)
そう思ったその刹那…
???
スピードスター!!
ドーーン!
???
いってぇ〜〜!!
覚えてろ〜〜!!
きつねが追い払ってくれた…!
おんりー
…!君は誰?どこから来たの?
???
キュゥゥ…。
おんりー
(なんで俺、きつねに
話しかけてるんだろう?)
そう思ったその瞬間…
はーみん
はーみん
我はきつねじゃなくて
九尾だミィ〜!
・  ・  ・  。
おんりー
きつねが喋った〜〜!?
突然きつねが喋って驚愕した!
はーみん
はーみん
だから我はきつねじゃなくて
九尾だミィ〜!
そんなことよりあなた
大丈夫だったミィ〜?
おんりー
…!うん!君のおかげで
助かったよ!ありがとう!
九尾ってことは神社に
住んでるのかな?
はーみん
はーみん
まぁたしかに九尾といえば、
そのイメージが強いけど、
我は神社に住んでないミィ〜。
おんりー
えっ?じゃあどこから?
はーみん
はーみん
君の心だミィ〜。
まぁ正しくは
君の心の中にある
繁茂した神社に
住んでるんだミィ〜。
・  ・  ・  。
おんりー
やっぱり神社に住んでるんじゃん!
はーみん
はーみん
いや、そこなんだミィ〜!?
驚かないのかミィ〜?
おんりー
いやだって、驚きすぎて
理解が追いついてないから。
はーみん
はーみん
な、なるほどミィ〜。
おんりー
俺はおんりー!君は?
はーみん
はーみん
我ははーみんだミィ〜。
おんりー様、よろしくだミィ〜。
おんりー
お、おんりー様!?
そんなこと呼ばれたことなかったので、




またも俺は驚愕した…!
はーみん
はーみん
そうだミィ〜!
我は君のそばに
仕えるものだからミィ〜。
おんりー
な、なるほど!
つまりはーみんにとって俺は、




主に値するってことなのかな?




そう思ったその時…



ピーンポーーン!
おんりー
…?
インターフォンが鳴った…!
はーみん
はーみん
今日誰か来るのかミィ〜?
おんりー
ううん。誰だろう?
出てみるね!
はーみん
はーみん
ミィ〜!
そして俺は玄関のドアを開けた!
おんりー
どちら様で〜って
おらふくん!?
おらふ
やっほ〜、おんりー!
いきなり来てごめん!
おんりー
全然大丈夫だよ!
いきなり来るなんて珍しいじゃん!
なんかあったの?
おらふ
ちょっと1人が怖くなって。
おんりー
…!とりあえずあがって!
話はそのあと聞くから!
おらふ
うん!
そして俺はおらふくんを家に入れて、




リビングに入るのだった…!









(次回へ続く…!)

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