突然 甲高い笑い声をあげた乱歩さんんは問いかけた僕に対してすぐに答えた。
「ハハハッ」ともう一度静かに笑う乱歩さんは、
もう僕の知っている乱歩さんじゃなかった。
太宰さんの焦っている顔なんて、初めて見たかもしれない
社長もいつもの社長じゃなかった、今日一日の出来事だけで僕は
何が起こっているのかが、理解するのが多すぎて
今にも頭がパンクしそうだった
そういった、彼女の瞳には、美しいしずくが浮かび上がっていた
それに反抗するかのように乱歩さんは、荒ぶり始めた
乱歩さんが怒鳴ると、谷崎さんたちが明らかに困惑した表情を見せた
乱歩さんは一呼吸を置き、いつもの口調で話し始めた
あおり口調で乱歩さんが僕らに問うと、揃えて首を縦に振った
慌てて漏れた声をふさぐ。
箱の中身が見える。それは現実の中でいう全部が判るだ。
そして乱歩さんのご両親は、
その世界が他の人達にも同じように見えていると言っていた?
その疑問に来てるように乱歩さんは口を開いた。
ナオミさんの声で余計に驚きが隠せなくなった。
鏡花ちゃんが、話している乱歩さんを遮って質問をしたと云う事よりも
乱歩さんの両親がすでに亡くなっているという、事実を教えられたようで
其の後、乱歩さんはひとまず収まってはくれたが。
あの後乱歩さんが何をしたかったのかで頭がいっぱいになっていた
しないはずがない、太宰さん達がいつもと違うというだけで
頭の中の糸が、絡まり、解けなくなってしまうというのに
乱歩さんが何でああなってしまったのかを考え始めると
乱歩さんが、まだまだ謎だらけだということを再確認しただけだった
あなたさんが教えた。
それはつまり少なからずとも乱歩さんの事情を知っていた
僕たちよりも先に多くの事を、、
あなたさんが、、あれ?そういえば












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。