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第33話

推しからの愛は受け取れません?#32
1,611
2022/01/23 11:27
今は午前11時頃、もうすっかりと行きなれてしまった彼の家にお昼ご飯を作りに行くのだ。

最近は、活動の幅を広げている彼を応援する意味でも、私に何かできないかと聞いたら、さすがの天使スマイルで


「じゃあ、ご飯作ってくれたり…しますか?」


と言われてしまった。

い、いつからそんなあざとさを身に付けたんだ!?!?と戦々恐々した私だが、今ではそれが普通になってしまった。


‪‪❤︎‬「ん〜...今日はブリの照り焼きと、野菜はサラダでいいし〜、ご飯は炊く...OK!完璧!」


独り言を言っているとすぐにマンションに着いてしまった

あの時気後れした、2重ロックも今や苦ではない

まふさんのお部屋の番号を入れると、はーいという元気な声が聞こえてきた


♡「はーい!あなたちゃんですか〜?」

‪‪❤︎‬「そうでーす、開けてください!」

♡「今開けますね!」

‪‪❤︎‬「お願いしま〜す」


ウィーンという音がして、扉が開いた

エレベーターに乗って、まふくんの部屋へと向かってく

‪‪❤︎‬「(前は、このドアを開けるのも緊張していたっけ...。懐かしい)」


インターホンを鳴らすと、奥からドタバタと音がしてすぐにドアが開いた

急いで来てくれるあたりが可愛っ!!


♡「あなたちゃ〜ん!待ってましたよ!」

‪‪❤︎‬「お邪魔しまーす!」


彼は、ぴょんぴょんと嬉しそうにしながら、私を中に入れてくれた


‪‪❤︎‬「ん...?まふさん新しく靴買いました?」


玄関には、見慣れない黒い靴があった。


♡「あっ!それ、そらるさんの靴です!」

❤「えっ!そらるさんの!?来てるんですか!」

♡「そうなんですよ〜、会議中です!」

❤「な、なるほど...。言ってくれればもう少し心の準備を...」


まふ3の後ろを着いて、廊下を進んでリビングに行くと、


💙「お〜、久しぶり」


ソファーでくつろいでいるそらるさんがいた

まふくんと付き合っていると、必然的にそらるさんとも仲良くなるわけで、


❤「あはは、お久しぶりです」

💙「今日は、美味しいご飯が食べられるってまふが言うので来ました〜」

♡「ふふん!あなたちゃんは料理上手ですからね!」

💙「何でまふが自慢するんだよw」


はー...。これがAtRですよ?みなさん分かります?この尊さが

たいへん、今日もご馳走様でした〜(昇天)


♡「あなたちゃん、今日もよろしくお願いします!」

💙「まーす」

❤「ま、任されました!精一杯頑張りますっ」


さーて、お昼ご飯を作っていきますか!






<こぼれ話>

♡「あなたちゃん!敬語は辞めにしませんか?」

❤「敬語...ですか」

♡「そうです!それに、“まふまふさん”呼びも、その...距離感じてしまうので、」

❤「た、確かに...?」

♡「なので、僕のことは気軽に“まふくん”って呼んでください!」

❤「(な、何!? “まふくん”呼びだと!? 確かに憧れではあるけど! 夢ではあるけど!...だがしかし、けれども!)」

❤「ま.........ふさん」

♡「へ?」

❤「すみません、すみません。私には“まふさん”が限界ですぅぅぅ(泣)」

♡「んへへ...。なんか、それでも照れちゃいますね」

❤「(ギュン💘)」




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追記


こんにちは、こんばんは、作者のto-kaです

まふまふさん、紅白出場おめでとうございます🎉🎉🎉
ってことでイラスト描いてみました!


こういう様なイラストをインスタにあげてるので、良かったらプロフィール欄から見に行ってみてください!

DMも大歓迎です!お友達になりましょ〜✌

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