パッコーーーーーーン!
おそ松sibe
あつしはテニスコートの屋根のついた休憩所であなたを見ている。
つーかテニスの見学なのにバッチリスーツで決めてくるってどういうことだ?
あり得ねぇ。
(僕達もそうとうヤバめのファッションだけどねw)(byチョロ松)
あつしはあなたを気持ち悪いくらいガン見している。
そんなにガン見したらあなたに嫌われるぞー!
…って!?何!?手を振り返しただと!?
俺は反射的にあつしに飛びかかろうとしたらしい。
その後、何事もなく(?)あなたの午前練が終わった。
俺達が退散しようとしたその時
しかも
そこにめっちゃ悪いタイミングであなたもやって来た。
俺はそう言ってあなたの腕をガッ!っと掴んでこちらに引き寄せた。
カラ松はもう片方の腕を掴んで引っ張った。
チョロ松はとんっ、と背中を押した。
あなたは俺たちに囲まれるようになっていた。
片手には俺
もう片方の手にはカラ松
背後にはチョロ松
あつしは俺たちの間をすり抜けてあなたを連れて行ってしまった。
◼◻️◼◻️◼◻️◼◻️◼◻️◼◻️◼◻️◼◻️◼◻️
(NEXT)
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。