第5話

☺︎︎❤︎
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2019/08/31 15:13
今日は海人と約束してたデートの練習とやらをしてあげるために可愛くオシャレして、家を出た。
…あれ、どこ行くん?
あなた

おー廉!ほら、この前言ってたデートの練習笑

ふーん。
あなた

そーいう廉は?

今から紫耀と優太と服屋に買い物。
あなた

あ、そうなんだ。

じんと玄樹はデートらしいで笑
あなた

デートって笑

…海人には…気をつけろよ。
あなた

…え?

ううん。
あ、じゃあ行ってくるわ。
あなた

うん、いってら。(?)


廉を見送ってたら、下から声が聞こえた。
海人
あなた?何してんの?
あなた

え、あ、見送り笑

海人
そう笑
俺らも早く行こ!
あなた

だね!笑


私は下に降りると、海人に寄り添い、歩き出した。
さっきの、海人には気をつけろよ。ってどういう意味だったんだろ。
海人
あ、ま、まず、デートでするべきことって何?
あなた

んー…デートでするべきこと…

あなた

私にはよくわかんないんだけど、やっぱり〜


私は海人の手を握った。
あなた

これっしょ!笑

海人
え、/////
あなた

ん?

海人
う、ううん!///
やっぱりこれだよねー笑

あれ?なんか海人の顔赤くない?

熱…とか?


私は立ち止まり、海人の額を触ってみた。

でも全然熱っぽいってわけじゃなさそう…。
海人
(//・_・//)カァ~ッ…
あなた

あれっ!やっぱり熱!?

海人
えっ!いや、熱じゃないよ!ほ、ほら、夏って暑いじゃーん?笑
あなた

あ、そっか笑
ごめん、急に触って笑

海人
ううん!//
再び2人は歩き出した。






急に話が始まるんだけど、

海人と仲良くなった理由を教えます笑


保育園時代、

小さい頃、私は人見知りで、とにかく1番仲がいい玄樹といつも行動してた。


玄樹
もぉーそんなに近いと暑いよ〜笑
あなた

ごめん…。


毎日、玄樹にぴったりくっついている訳にはいかないよね。

そう思ったある日のこと、1人の男子が喋りかけてきた。
海人
ねぇ!君って友達いないの?
あなた

ううん…。

海人
え、いるの!?
あなた

ゆ、優太と、いわちが…。

海人
いわちって!親友しか呼べない名前使ってるっ!?

そりゃ玄樹も可愛かったけど、だんだん海人も可愛く見えてきて、毎日元気で、私に喋りかけてきてくれたんだ。
海人
じゃあ、玄さんと仲良いなら俺も君とお友達だね!
あなた

え…?

海人
海人って呼んでね!
あなた

う、うん。


ほんとに海人は笑顔が似合う可愛い弟気質を持ってんだなーって今でも思う笑














私達はタピオカを片手に公園のベンチに座って休憩してました。
海人
あ、今日付き合ってくれてありがとね笑
あなた

ううん、全然!

海人
あのさ…また今度よければ俺と付き合ってくれないかな?
あなた

えー?まだ行きたいとこあるの?笑

海人
うん笑
ダメ…かな?
あなた

ううん!いいよっ!笑

海人
ほんとにっ!?
(灬º∀º灬)パァァァ
あなた

う、うん笑
そんな、喜びすぎだって笑

海人
よっしゃー笑
あなた

笑笑

海人
あ、そだ。この前、あなたが俺の部屋来てくれた時あったじゃん?
あなた

うん。

海人
廉が俺の部屋に来た時、何話してたか知りたい?
あなた

あー…うん。知りたい!笑

海人
実はね、俺の好きな子、廉は知ってるんだ。
あなた

え、そうなの!?

海人
うん笑
でね、その子について話しててさ。







あなたが海人の部屋を出ていった後、こんな話が。
海人
ほんとに帰ってっちゃったね笑
だな笑
まぁ、あなたが帰ってくれた方が話しやすいんやけどな。
海人
え、廉まさか。
そう、その海人が好きな子、あなたについて話に来た。
海人
…なんだ、やっぱり廉は知ってたか。
そんなんバレバレよ笑
海人
…で?なんの用?
あなたが好きな気持ちはわかるけど、諦めて欲しい。
海人
なんで?
今の関係を崩したくないからや。
海人
そんな事言われても…
でも、海人がそんなん言うたら多分このアパートに住んでる人だれもがあなたのこと好きやと思うで!
海人
え、なんでよ!
そりゃあんな女子1人しかいないし?気遣いしてくれてとにかく優しくて明るくて、俺らが1番接しやすい人なんやで?あなたは。
海人
そんなこと知ってるけど…でも
もし海人があなたに少しでもアタックしたら、俺も黙ってへんからな?
海人
…うん。
じゃ、お邪魔しました。
 


こんな話がありました。
あなた

へぇ、で、その子は海人に好かれてるってわかってるの?

海人
ううん、全然わかってないと思う笑
(おい、君だぞ〜笑笑)
あなた

えぇーならダメじゃん。もっとアタックしてかないとー!

海人
でもアタックしたら廉に取られるかもしれないじゃん。
あなた

そんな男気のないこと言わないのっ!廉に取られる前に海人が動かないと!!

海人
…そうかな?
あなた

うん!自信もって!!



海人は下を向き、深呼吸していた。
あなた

よし、その調子っ!

海人
…あ、あのさ、俺っ!
あなた

うん!(?)

海人
ずっと前から俺、あなたのことが…
あなた

うん。(??)

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