勇太side
今日は学校お休みで、今はあなたとお家デートしてます…って言っても一緒に暮らしてるからあまり変わんないんだけどね笑
あなたはどこか行きたそうですが。笑
お家デートって思ってるのは俺だけのようです。
散歩に行ける子犬のようで可愛らしいです笑
お出かけ…とは言ったけど、どこも行くとこがない笑
こんなに楽しみにしてるあなたを…
期待させてるのに、つまんないとこじゃダメだよね。
めちゃめちゃ迷う笑
あれ?どこがあるっけ?
考えてる俺を救うように
と、 言った。
そ、そんな可愛い顔されると俺死ぬから…笑
あなたはただ、外に出歩きたかっただけみたいです。
それだけ言うと、自分の部屋へ駆け込んでいった。
俺もパパっと着替えて、外で待ってた。
にしても…来るの遅い…ことない?笑
しばらくすると、急いであなたが出てきた。
そう言い、振り返ると、俺が言いたかった言葉が消えてしまった。
いつもはスカートが嫌いだっていうあなたが
今日は珍しくスカートを通り越して
ワンピースを着こなしている…!!
やっぱり…似合ってるよ笑
こんなこと言ったら嫌がるかな?
やっぱり嫌?笑
ううん、照れてる笑
何しててもあなたはあなただし。
そんなあなたが大大大好き。笑
あなたと手を繋いで、仲良く話して、
こんなことできるのは俺しかいないんだよね?
ねぇあなた。
俺以外の人と、仲良く、親しく、
関わらないでよね?
じゃないと、ヤキモチ妬くよ?
こんなにも
あなたを愛してるから。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!