もしそうだとしたら、雄英もどうかしてるよ。
まあ、ヒーローの卵が"こんなもん"なら、この先楽そうではあるかもね。
今騒いでいる2人は、飯田くんと爆豪くんというらしい。
正義感の塊と自尊心の塊って感じだ。
揺さぶりようによっては簡単に信じさせることもできるだろう。
……ヒーローの卵達に紛れるとか気分悪くなりそ。
まあ個性キャパオーバーよりはマシだろうけど。
ふと扉から顔を覗かせている男子と目が合った。
同じクラスの人かな?
とりあえず微笑んどこうか。
交友関係は大事。
……すっごく浮かれてる。
似たようなタイミングで飯田くんとやらもその男子に気がついたらしい。
あの緑髪のモサモサくんは緑谷くん……っと。
ヒーロー科がこんな気楽でいいのかねぇ……
その後はあまり会話に耳を立てずぼーっとしていた。
興味がなかったから。
急に芦戸さんが声をかけてきて指を指したかと思えば
その先には……
なんかいた。
え、誰。
プロヒーロー?
見たことない。
てかなんで寝袋入ってんだ。
危機感ないのか。
今すぐ殺しに行ってやろうか??
個性わからんし校内じゃ捕まりそうだからやらないけど。
8秒"も"って……きびしー。
……まさかの担任。
そう言って相澤先生が出したものは、体操服だった。
あ、入学式とかやんない感じね。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。