第10話

すれ違い 💗💛
1,628
2023/06/14 09:00
もっちぃ 様 リクエストありがとうございます!
道枝 side
長尾
みっちーおかえりー!
道枝
ん、
長尾
先ご飯食べる?
道枝
お風呂入ってくる
長尾
、、あ、分かった!
違う、なんでいつも冷たくしちゃうんだろう

こんなことしたくない、




長尾のこと大好きなのに




道枝
お風呂上がった
長尾
ご飯できてるから冷めないうちに食べてどうぞ!
長尾といると俺また冷たくしそう、だから
道枝
ご飯いらない
道枝
部屋行ってくる
 
長尾
ねぇ、まってよ
長尾
俺いっつもみっちーのために尽くしてきたんだよ、?
長尾
みっちー俺のこと嫌いなの?
俺みっちーに大好きって言われたのいつだっけ、
長尾
日が経つ度にみっちーと話さなくなって
長尾
もう俺限界だった、、
そう言いながらもずっと涙を堪えてる長尾が目の前にいる
長尾
みっちーもう俺ら別れよ、
道枝
は、、、
長尾
俺この家からでてくから
道枝
なぁまてよ
長尾
なに?みっちー俺のこと嫌いなんでしょ?
長尾
とめないでよ、俺みっちーと話したくない
そんなこと言われた俺は足が動かなかった
長尾を止める権利なんて俺にはない
今頃大好きって言っても長尾の心には届かない
長尾
じゃさよなら、みっちー


俺は何も言わなかった
ただ出て行く長尾をずっと見てるだけだった


道枝
もう俺長尾と別れたのか、
1人になるとわかる孤独さ
それをずっと長尾は味わってきた
俺は家に帰ると必ず長尾がいてそれが当たり前になってた
長尾に甘えすぎてた

って思っても長尾はもう俺のものでもなんでもない






長尾のこと大好きだったよ








長尾が出て行ってから何時間経ったんだろうか

ずっと放心状態でずっと同じところに座ってただけの時間だった


プルルル








電話が鳴った
高橋
もしもし?
なんだよ、こんな時に
道枝
なに
高橋
謙杜が俺のとこ来たんやけど喧嘩でもしたん?
道枝
、、ま、そんな感じ
高橋
俺になんも話さないで家泊めてって言われてさ
高橋
ずっと寝てるんやけど
高橋
迎え来てもらってもええ?
道枝
いや、俺は無理
高橋
は、謙杜となんかあったんか?



道枝
、、ってなわけで俺ら別れたから
道枝
だから長尾はもう俺のこと嫌いなわけ
高橋
、、でもさ寝言でみっちーの名前ずっと言ってるんだけど
高橋
しかも泣きながら
高橋
まだ謙杜はみっちーのこと大好きだと思う
高橋
だから俺からのお願い
高橋
謙杜にちゃんと説得して大好きって伝えてやってくれ







いつもヘラヘラしてる恭平から真面目なことを言われた

だから俺は恭平の家へと向かい、家の前にいる
道枝
(長尾としっかり話す、、)
悪いのは俺だし正直長尾も俺のことご嫌いであろう

恭平はあんなこと言ってたけど俺は信用しきれなかった

中々家の外に立ち止まったまま動かなかった






急に家のドアが開いた
高橋
なんや来てたんなら中入りや
高橋
、、長尾起きとるで
高橋
しっかり話してこい
高橋
俺家の外におるから
そういって恭平は俺の横を通り抜けてった

恭平が長尾とまた仲直りするための綱を作ってくれた

だから今頑張らなくちゃ



道枝
、、長尾
道枝
俺ちゃんと話にきた
長尾
なに、俺のこと好きじゃないんでしょ、?
長尾
もう放っておいてや
道枝
いやだ
道枝
今話さないと長尾が去ってくような気がして


道枝
俺は
 
道枝
長尾を愛してる
道枝
ずっとこの言葉を言いたかった
道枝
でも俺長尾の前だと素直になれなくて
道枝
ずっと好きだとかありがとうとか
道枝
言えなくて、長尾に無理させてたこと
道枝
知らなかった
道枝
俺は自分のことしか考えてなくて
道枝
長尾のこと何も考えてなかった
長尾
、、、
道枝
でも俺わかったんだ
道枝
長尾と別れたあとの孤独さ
道枝
俺が帰ってきたら長尾が家にいるのが当たり前になってた
道枝
だから俺には長尾がいなきゃだめなんだ
長尾
、、、
長尾
そういうこともっと早く言ってよ、、  笑
長尾
待ってたよ。、みっちー
道枝
ごめんな

道枝
とりあえず
道枝
恭平には迷惑かけたし謝りに行くか
長尾
うん !笑


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