第25話

24話
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2024/04/21 22:00 更新
どれくらい経ったのか分からないけど、大ちゃんと抱き合った後、お互いに少し恥ずかしくて、でも嬉しくて大ちゃんを見ると目が合った。
大吾
ふふっ。
流星
何?
大吾
や、流星も俺の事好きになってくれたんやなって思ったら幸せやなぁって。
流星
おかしい?だって、ずるいやん。大ちゃん、いつも優しいし、何でも僕にしてくれるし、何かかわいいし。やのに、時々、大人みたいやし。
大吾
そんな事、思ってたん?
流星
大ちゃんは?僕のどこが好きなん?
大吾
ん?全部。流星が近くにいてくれるだけで幸せやし、全部好き。
流星
何かズルくない?
大吾
だって、ホンマなんやもん。流星、絶対、後悔させん、俺と2人で幸せになろ。付き合ってくれますか?
流星
はい。
大吾
やったぁ。あー、でも、ホンマは流星の誕生日に告白するつもりやったのにな。
流星
7月28日、僕達の記念日やね。
こうして、僕と大ちゃんはお互いの気持ちを確かめ合って、お付き合いする事になった。
大吾
流星。
流星
ん?
大吾
恋人になったんやったら、もうちょっとイチャイチャしてもええやん。まだ、2時間くらいはおかん帰ってこんし。
流星
うーん。
大吾
何で?嫌?
流星
嫌っていうより恥ずかしい。あと、恋人ができるのが初めてやから、イチャイチャってどの程度か分からん。
大吾
それは大ちゃんと確かめたらええやん。とりあえずさ、流星の匂い嗅がして。
流星
はぁ?
大吾
俺、流星の匂い好きなんよ。何か甘くて爽やかでいい匂いやん。
流星
言うてる事変態やん。
大吾
ほら、こっち来て、ここ座って。
流星
ここ?
大吾
うん。ダメ?前も座った事あったやん。
そう言って大ちゃんは自分の太ももをトントン叩いて僕に座るよう促す。
流星
でも、こうしてたら、お互いに顔、見えへんやん。
大吾
俺は、流星の後頭部さえ愛おしいけどな。
流星
やっぱ、変態さんや。
大吾
それか、流星がこっち向いて座ったらええやん。
流星
えっ?
大吾
なぁ、一回してみて。やってみて流星が嫌やったら、すぐやめるから。
大ちゃんにおねだりされて、僕が大ちゃんに跨るように座ると大ちゃんは僕の顔をみて、めっちゃニヤニヤしてる。かわいいけど、恥ずかしい。
大吾
かわいい。
流星
大ちゃん、やっぱり恥ずかしいかも。
大吾
かもやろ?ええやん。大ちゃんはこの体勢ドキドキするけど、めっちゃ幸せやで。
流星
やっぱ、おかしいって降ろして。
大吾
やーや、大ちゃんの流星やもん。
大ちゃんは想像してた以上に甘々で、さっきから一人称が大ちゃんになってるのさえかわいい。
流星
約束したやん。
大吾
もうちょっとだけ。お願い。
流星
じゃあ、もうちょっとだけやで。
大ちゃんに甘えられると何も拒む事なんてできなくて、恥ずかしいけど幸せな甘々な時間が過ぎていく。


その日は結局は、僕が大ちゃんの家を出る5時までアイスを食べる事も忘れて、抱き合ったり離れてみたり、手を繋いだり離したり、アホみたいにキャッキャ言いながら大ちゃんと過ごした。

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