第105話

プレゼント 9
81
2023/08/18 13:05
五日目
短い夏休みも終わりを迎えるかという日。今日は予定もないから朝から編集やダンス練習なんかが自由に出来た。そろそろ日が沈む時間だという時にスマホに着信が入った。その着信は兄貴からの電話を告げていた。
黒くん
黒くん
『もしも〜し、まろ?』
青くん
青くん
『あにき!どしたん?』
黒くん
黒くん
『まろ今から暇?暇なら俺の家で今からおつまみ作るんやけど一緒に作らへん?』
青くん
青くん
『兄貴と料理!?やる!でも何でいきなり誘ってくれたん?』
黒くん
黒くん
『ほら、皆まろの夏休みに会ったって言うとったから俺もまろに会いたいな〜って…』
青くん
青くん
『…へっ!?////』
黒くん
黒くん
『なんやその反応wまぁ準備して待っとるからまろも準備出来たらこっちおいで〜』
青くん
青くん
『お、おん!すぐ準備して行くな!』
完全に自宅モードだった身支度を外出モードに切り替えて家を飛び出す。兄貴の家まで行く時間が待ち遠しかった。
青くん
青くん
「兄貴〜!来たよ〜!!」
黒くん
黒くん
「待っとったで〜」
青くん
青くん
「兄貴の家っ♪兄貴の家っ♪」
黒くん
黒くん
「まろは元気やなぁ」
青くん
青くん
「だって兄貴の家で兄貴と一緒に料理できるんやろ!?元気になるに決まっとるやん!」
黒くん
黒くん
「まろはかわいいなぁ……それじゃ料理するか!」
青くん
青くん
「…?うん!」

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