こさめの旦那さんのらんくんは
仕事ばーっかで
口数少なくて
不健康極まりない生活してる人
そんな感じで、ぜーんぶどうでもよくなって
不貞腐れちゃった時に限って
後ろから急に手が伸びてきて、こさめの頭を撫でた
こうやって…甘やかしてくるし…っ!!
振り返ったら、そのままハグからおでこにちゅー
なっ、なんなんほんまにっ!!!
でもここで照れたらあかん…っ!
くるりとまた机に向かってしまったらんくんを睨む
意味わからん意味わからんっっ!!
口で1回くらい言ってくれてもいいやんっ!
こさめ、好きだよ
くらい…っ
ぅあぁぁぁっ…もぉ…っ!!
そこにあったさめのぬいぐるみを抱きつぶす
そう、こーゆーの…こーゆーのが欲しい…
ぎゅーってしてもらえて、好きだよって愛をくれて…
形とか…目では見えへんもの…
お願い、らんくんっ…
こさめの瞳見て、真っ直ぐ見て
構ってとか、好きとか…っ
ゆってほしい…っ!
らんくんの本心に触れたい…っ!
お願いらんくんっ…?
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!