第27話

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2020/03/25 08:31 更新
瑞稀side
HiHi+7MEN「…………」
俺と嶺亜とはしもっちゃんと、

他のメンバーで向かい合う形で座ってるの。

話を聞く体制でいる。

でも誰もなにも話さないの……。

数分間……。みんな沈黙……。

そう思って俺は口を開こうとする。
井上「ぁッ」


中村「あのさ、俺から質問していい?」


井上「え?」


矢花「えぇ、あぁ、ど、どーぞ?」


中村「なんで俺らが付き合ったって
   わかったの?克樹」


本髙「え、俺?」


中村「克樹が言い始めたんじゃん…」


本髙「……まぁ、そっか…」


中村「で、なんでわかったの」


本髙「廊下で瑞稀くんが『嶺亜!』って呼んで、
   ソコからの一部始終見て聞いてた……」


中村「………」


井上「そんなとこから……ッ」


本髙「だから、キレてんだよ……!」


橋本「待って待ってwキレてる理由がイミフw」


本髙「嶺亜。お前知ってんだろ。
   俺が瑞稀くんのこと好きだったこと」


井上「!?//」


中村「………」


本髙「相談乗ってくれてたじゃん…」


中村「………」


本髙「そんな俺のこと、
   こいつこの程度かとか思って
   上から見てなめてたんだろ?
   俺のこと、なめてたんだろ!?」


中村「違う!俺はそんなつもりなかった!」


本髙「何が違うんだよ。
   俺が瑞稀くんのこと好きだって知ってて
   告白したんだろ?」


中村「………ッ」


本髙「俺のこと、下に見てたんだろ……?」
克樹の方を見ると少し涙目になっていた。

それほど悔しいのだろう。

俺も、気づいてあげられなかったんだ…。

でも例え克樹が俺に告白してきたら?

俺は何て言うの?どうせふるんでしょ?

そこで嶺亜が好きって気づくんでしょ?

結局結果は同じじゃんか……。

克樹をふって、嶺亜と付き合う。

何をどうしようと、絶対こうなるじゃんか…。
本髙「なぁ嶺亜。なんか言えよ……」


中村「…………」


本髙「なぁ、嶺亜!!!!!」
ガッ
菅田「あ、ちょっ、!!!」


髙橋「克樹!!!」


本髙「………」


猪狩「落ち着けよ…」


本髙「なんだよぉ………。
   俺は辛いんだよぉ……!
   瑞稀くんと付き合ったって聞いたとき、
   どれだけ傷ついたか……ッ。
   お前らにはわかんの……?」


HiHi+7MEN「…………」


橋本「…わかるよ…………ッ」


井上「え…」


橋本「俺も、瑞稀から相談受けたとき、
   めちゃくちゃ傷ついたよ?
   でもやっぱり俺の気持ちより
   瑞稀の幸せが1番……。
   そう思って俺は応援してんだよ。
   克樹。お前も瑞稀の幸せがいいんだろ?
   素直に応援してやれよ……ッ」


本髙「………」


中村「克樹、ごめん……。
   俺、わかってたのに、克樹の気持ち、考えなくて…」


井上「俺も、!気づいてあげられなくてごめん…。
   ちゃんと気づいてあげればよかった…」


本髙「瑞稀くんは、ほんとにそれでいいの…?
   男だよ?後悔しない……?」


井上「俺はいいよ。嶺亜で幸せになれる。
   絶対後悔しない」


本髙「うん……。うん、わかった……。
   俺は応援する。
   だから、こっち側に行く」
そう言って克樹が俺たちの方に来る。

よかった。克樹に認めてもらえた。

………はしもっちゃんも、辛かったんだ…。

傷ついたんだ………。

俺、はしもっちゃんのこと傷つけてたんだ…。

ちゃんと、謝らないと……。
井上「あの、はしもっちゃん…」


橋本「ん?」


井上「ご、ごめッ」


橋本「あー、謝るの禁止ね?
   瑞稀に謝ってほしい訳じゃないから」


井上「でも、」


橋本「わかった?」


井上「……うん」


橋本「いいこ!よし、次誰かな?」
そう言ってはしもっちゃんがみんなの方を見る。

みんなが一歩下がってる中、

ただ一人はしもっちゃんの視線に

怯えない人がいた。

橋本「次は、大光だね?」


佐々木「………」
はしもっちゃんの言葉に大光が反応して、

はしもっちゃんを睨む。

次は本当に大光みたいだ………。

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