瑞稀side
さっき、嶺亜と別れて楽屋気戻ろうとした。
でも戻ってなんて言う?
なにも言う必要はないかもだけど、
はしもっちゃんと一緒に行ったのに、
戻ってくるのが別々って変じゃない?
別にそんなことない?大丈夫だよね?
よし、入ろう!
ガチャ
?「あ、おかえりー」
井上「はしもっちゃん!」
橋本「で、嶺亜とどうなったの」
井上「あ、えと……。て、はしもっちゃん!
ここで言わないでよ!」
橋本「あ、ごめん。秘密系のやつだった?」
井上「えー、あー、うん、たぶん………」
橋本「なんじゃそらw」
髙橋「嶺亜ってなにー?」
猪狩「どういうことー」
作間「俺らにも教えてー」
はしみず「………」
井上「はしもっちゃぁん……」
橋本「ごめーんw」
それでみんなに攻められて結局教えることに。
と言うときだった。
ガチャ
橋本「え」
?「こんにちは(怒)」
髙橋「え、どうした?みんな怒ってるじゃん、嶺亜以外」
作間「7MEN」
猪狩「何でそんな怖い顔してんの」
ドンッ
大光が無言で嶺亜を強く押す。
中村「わっ」
井上「嶺亜!」
ギュッ
俺は押されてバランスを崩した嶺亜を支える。
いや、危ない!!
井上「何してんの!?」
佐々木「事情聴取」
作間「え、?事情……?」
本髙「嶺亜と瑞稀くんが付き合ってること」
髙・猪・作「………えぇー!?!?」
今野「事情聴取なら
嶺亜と瑞稀くんこっち座りなよ」
中村「………」
井上「れ、れぇあ………」
中村「……話そっか…」
井上「でも、いいの……?」
中村「バレちゃったし…?w」
井上「………うん…」
嶺亜は起き上がって俺たちは、
こんぴーに言われた通りに座る。
みんなの視線、怖い………。
大光とか克樹とか主に7MENのメンバーが
嶺亜のことを睨んでる気がする……。
嶺亜………。
ギュッ
俺は嶺亜の手を握ると、
嶺亜も握り返してくれる。
少し安心した、その時だった。
橋本「俺はこっち側だな」
髙橋「え、はしもっさん…」
橋本「だって、瑞稀に相談されてたからさ?
例え相談されてなくても、
瑞稀がそれで幸せなら俺は応援するから」
そう言ってはしもっちゃんは俺たちの方に来る。
はしもっちゃん………。
俺、はしもっちゃんに相談してよかった…。
こんなにいい人が俺の親友でよかった…。
ありがとう……。
猪狩「俺~、は、話聞いてからに、する」
髙橋「おれも、そうする」
作間「俺も」
本髙「あ、そう?じゃあ話聞こ?」
そう言って、話を聞く体制になる克樹。
でも今ふと思った。
井・中「なに話せばいいの?」
俺と嶺亜の言葉が重なる。
そして自然と目があった。
フイッ
俺と嶺亜は同時にそっぽを向いてしまう。
一瞬嶺亜の顔が見えた。俺も顔が熱い。
きっとお互い顔が赤いだろう。
なんか恥ずかしいことが立て続けに起きたから、
顔が赤くなっても仕方ないって思ってる…。
橋本「初っぱなからいちゃついてるw」
井・中「違う!//」
橋本「あははッ!ww」
井上「ご、ごめん……!//」
中村「え、いや、俺も、ごめん……!//」
橋本「wwww」
本髙「話聞くって言ってるんだから
いちゃつかないでよ」
佐々木「はしもっちゃんも笑わないで」
橋本「だから、何話せばいいのっつってんじゃん」
ビクッ
後ろから聞こえる低いトーンの
はしもっちゃんの声に俺は怯えてしまう。
橋本「あー、ごめん、瑞稀!ビックリしたね~。
ごめんごめん」
はしもっちゃんは
そう言いながら俺の頭を撫でる。
ホッ
井上「う、ううん。大丈夫…」
良かった。いつものはしもっちゃんだ。
さっきの声はなんだったんだって思ったけど、
やっぱりあの声ははしもっちゃんだ。
本気で怒る前のはしもっちゃんの声。
キレかけてたんだ……。
中村「瑞稀。大丈夫」
井上「うん、ありがとう」
髙橋「わかった!こっちが質問するから
そっちはその質問に答えてよ!」
作間「確かに。ナイスアイデア」
猪狩「へっ。たまにはいいこと言うじゃん」
髙橋「なんだよ、たまにはってw
で、お前どこから目線だよw」
猪狩「下から目線」(・-・)
がりさんがソファに座ってて、そこから見上げてる感じです。
髙橋「うるせぇよw」
猪狩「ふははっw」
橋本「はーやーくーしーつーもーんー」
髙橋「あ、ごめん」
はしもっちゃんが1文字1文字伸ばして言う。
これはキレかけてる……。
いやもう半分キレてる………!
早くこれ終わってよぉ……。












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。