⚠地雷確認は題名で行ってください。
自己防衛でよろしくお願いします。
モブ黄結構含まれます。
〰るぅちゃん目線〰
僕の目の前には丈が膝より上で白に近いベージュのニットワンピースに茶色のベレー帽が用意されている
僕が嘆いている原因はつい昨日のことだった
その日はすとぷりメンバーで罰ゲームをかけてマリカで戦ったのだ
そして今に至る
僕ところちゃんは罰ゲームを開始する為服を着替えていた
女の子の服を着るなんて幼稚園の時以来だ
あの時は先生が僕を女の子と勘違いしたんだっけ…
でも今の僕じゃ勘違いなんてしないだろうし…
ころちゃんが女の子に声をかけられる姿を想像したら嫌だけど…かっこいいころちゃんが見られるのはちょっと楽しみだったりする
あれ、珍しくころちゃんが素直…
今だけでも恋人っぽい雰囲気を味わいたい…
僕らを隔てていたカーテンが横へとズレていく
ころちゃんが少し頬を赤く染めながら僕の様子を伺う
ヤバい
今すっごくニヤついちゃってるかも…
似合ってなさすぎてキモいとか思われそうだし…
僕が羽織っていたコートはいとも簡単に取り上げられてしまった
ころちゃんの瞳に女の子の格好をした僕だけが映る
恥ずかしくてこんなの耐えられない
ため息……
ころちゃんいきなり雰囲気変わった…
そんなに僕の女装似合ってなかったのかな…
似合っててもそこまで嬉しくないけど…少しくらいは……
さっき返事した時、ちゃんと笑えてたかな?
変な顔してたらどうしよう…
ころちゃんはそう言うとナンパ待ちを開始した
僕もころちゃんにカメラを向けて撮影を開始する
開始早々、ころちゃんの前を通過する女の人達はチラチラところちゃんを見ている
話しかけた人に一目惚れしちゃうとかあるのかな…
ころちゃんだからあり得るか…w
僕の恋なんて叶いっこない
何でもころちゃんは男同士の恋愛が嫌いなのだから
開始5分、ころちゃんに1人の女の人が話しかけた
大人で綺麗なお姉さんだ
しかししばらくすると女の人は頭をペコペコと下げその場を後にした
おそらくナンパされたのだろう
お互いノルマは5人で、動画となるのはそのうち2〜3人の予定だ
開始5分で早速1人に声をかけられたころちゃんはやっぱり誰もが認めるほどかっこいいのだとわかる
そんな彼と僕が隣で腕を組んで並ぶことなんて許されない
僕はころちゃんの罰ゲームが早く終わって欲しいと密かに願った
終わったんだ…
そう言うところちゃんは走ってどこかへ行ってしまった
もしかして…話かけてもらった女の人の中にタイプの人がいたとか?
考えたくなんてないのに嫌なことばかりが頭の中で循環する
僕はいきなり人当たりの良さそうな男の人に話しかけられた
今カメラ回してないや…
もうちょっと遅くに話しかけてくれたらノルマ達成の第一歩だったのに
自分が気になった人に明るく話しかけるところはころちゃんにちょっと似てるかも…
ナンパされるんならカメラ回しとけばよかったなぁ…
友達…か…
恋人なんて…言えることないんだろうな
そんなことしたらころちゃんが僕のこと探すの大変になっちゃう…
男の人は僕の腕を掴むとどこかへと引き連れる
ころちゃんに似てるなんて言葉は撤回だ
ころちゃんは絶対こんなことなんてしない
薄暗いブロック塀に囲まれた路地裏に差し掛かったところで僕は彼の手を振り払った
寒くなった時期にはもう日は沈んでいて、辺りはせいぜい街灯の光や建物の光で灯されている
男の人は払われた手で再び僕を掴んだ
うわ…これ絶対長くなるやつじゃん
できれば穏便に済ませたかったけど…あの手を使うしかない
ここまで言えば引いてくれるでしょ
男の僕に構うくらいなら他の人のところに行って…!
男の人は考えるようにそう呟いた
男の人は口角を上げて獣のような目で僕を捕える
背筋が凍る
逃げなきゃいけないのに、足が動かない
男の人の手が僕へと伸ばされる
声が震えて大きな声を出すこともできない
片手で両手首を拘束され、片脚を上げられる
僕の中に男の人のモノが入ってくる
擦れ合ってすごく痛い
なんで…
痛みによる生理的な涙が頬を伝う
こんなの気持ちいいわけがない
男の人が僕の萎えきっていたモノに手をかける
そして上下に擦り始めた
悔しいことに男の人はモノを扱うのが上手かった
こんな最低な人の手でイきたくなんてないのに、身体は嘘みたいに本能に忠実だった
男の人の欲が僕の中へと放たれる
僕に与えられた快楽は一瞬にして消え失せ血の気が引いてくる
僕はただ罰ゲームで女装をしただけなのにどうしてこんなことになってしまったのだろう
男の人は再び僕の中に挿れようと腰を掴む
ヤらせるだけヤらせて飽きてもらったほうがいいのか
この不利過ぎる状況で多少無理をしてでも抵抗したほうがいいのか
僕はだんだん回らなくなる頭でただ考えることしかできなかった
ころちゃん今頃どうしてるかな…
僕のこと探して……るわけないか、きっと帰るよね
というかあのまま好みの女の人と一緒にいたりして…
聞き馴染んだガサガサ声が聞こえ、思わず後ろを振り向く
僕はころちゃんのもとへ駆け寄るとそのまま抱きついた
ころちゃんは僕に持っていたコートをかけてくれた
ころちゃんの匂い…安心する…
ころちゃんが睨むと男の人は走り去って行った
こうして僕らはホテルに入り、僕はシャワーを浴びた
ころちゃんは少し不機嫌そうに話す
似合ってた…?
嘘だ
じゃあころちゃんは…僕の女装を独り占めしたくて止めようって言ったってこと?
どんどん顔が熱くなる
好きって伝えちゃったし…伝えられちゃった
ころちゃんと両想いなんて夢見たい
ころちゃんは子犬みたいにまんまるな目で上目遣いをして僕にねだる
こんなの断れる人なんていないだろう
まあ僕は断る気なんてないのだけれど
なんていいながらころちゃんは何かを取り出した
ヘラっと笑っているころちゃんが持っているそれは僕が着ていたニットワンピだった
さすがに僕もこれには困惑する
そんなものを着る必要なんてあるのだろうか
この人の性癖にはついていくことなんてできないのかもしれない
でもそんな彼にゾッコンだった僕は
…なんて馬鹿なことを言ってしまったのだ
お決まりのような流れで甘いキスをし、お互いの身体を重ねる
ころちゃんは僕を大切に扱ってくれて、何度大丈夫と言っても痛くないか確認してくれた
切実に愛されてるな、と思う
こんなに愛してくれるならもっとわかりやすくしてくれればいいのに、なんて思ったけど彼は照れ屋だから難しいのかもしれない
いつも言い合ってる僕達だけど…こういう時くらいは素直になってもいいよね…?
ころちゃんは僕の要望に応え、優しく唇を合わせてくれた
離れてしまうのは少しもどかしい
僕の思っていたことを見透かしたように深いキスをしてくる
味なんてしないのに、なぜか甘い
嫌なことなんて全て忘れられるくらいには気持ちいい
一瞬身体がビリビリしたかと思えば視界がチカチカしている
何が起こったのかわからなかった
ただただ気持ち良すぎて怖い
気持ちいい余韻に浸りながらまた気持ちいいが襲ってくる
僕はころちゃんに絡みつく
ころちゃんの余裕のなさそうな表情や吐息を僕だけが独り占めしていた
温かい液が僕の中に入ってくる
あの時の男の人と違って嫌な感情なんて一切出てこない
僕らはお互いにキスをしあって眠りについた
明日にお腹が痛かったりとか、腰が痛かったりとかなんてどうでもいい
僕はころちゃんの綺麗な可愛い寝顔を見て幸せを噛み締めた
翌日、罰ゲームは動画となることなく、メンバーは誰も僕を責めることはなかった
ころちゃんとお付き合いをしたと伝えると、ころるぅと枠増やすねとなーくんが応援してくれた
最悪の企画だったけれど、これがきっかけでころちゃんと付き合えたなんて皮肉にも程がある
ころちゃんが可愛いって愛でてくれるならたまには女装しても悪くないかも…なんて
〰END〰
84−2=82
遅くなって本当にごめんなさい…
月始めから家族にコロナを伝染されて全然書けませんでした
学校休んでた分を取り戻すのに忙しく、そしてテストもあるという地獄です
今回の企画はやりきりたいと思ってます
話の内容にこだわり過ぎて遅くなったりもしますが(((
次回も読んでくださると嬉しいです…!












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!