大塚くんが委員長に立候補すると、周りの女子達が
モブ女1「え!遥陽くんが立候補するなら私も委員長に立候補したい!」
モブ女2「私も私も!!」
モブ女3「委員長に遥陽くんとなれたら遥陽くんとも先生とも過ごす時間が多くなるじゃん!」
モブ女4「あなたちゃんはあんまり委員長になるの乗り気じゃなさそうだし!私も立候補!」
といきなり立候補をし始めた。
私だって、委員長になる気出てきたのに…。
あなた「ッ……」
すると、ずっと黙って聞いていた那津が
那津「お前らみたいなのがあなたに勝てるわけないだろ。」
那津「身の程をわきまえろ。」
などと言っていて、私は
あなた「な、那津!そこまで言わなくても…、この子達も委員長なってクラス引っ張って行きたいみたいだし。」
モブ女達「「「「……ッ」」」」
あなた「そもそも、勝ち負けじゃないし私は先生に指名?されて委員長になる気出てきただけで初めから立候補はしてないし……」
と那津に言った。
すると那津は、
那津「……でも先生に指名されたじゃん。それだけでも凄いことでしょ?」
と言ってきて私は、
あなた「…そうなの……?」
と聞き返した。
那津「うん、そうなの。」
那津はそう言ったあと、
那津「あなた、気づきな?」
と私に向かって言ってきて、私の頭は
あなた「??」
はてなだらけ。
それを見た那津は、
那津「ハァ……」
ひとつため息をついた後、
那津「…あいつらが立候補したのは単なる男目当て。」
と言ってきて、私は
あなた「そ、そうなんだ……。」
と返すことしか出来なかった。
だって、
那津の顔が…………
誰かを睨んでいるような顔で少し怖かったから。
ーーーーー
那津side
大塚が立候補してからモブ女達が急に立候補し始めた理由はすぐに分かった。
でも、あなたは鈍感だから気づいていない様子。
"モブ女達も立候補になりたいのか……"
"せっかく私も委員長になる気出てきたのにな"
"でも、私なんかよりモブ女達の方がいいよね"
なーんてことをあなたは考えてそう。笑
……モブ女達より絶対あなたの方が委員長向いてるし。
そう思った私はモブ女達の方を向き、
那津「お前らみたいなのがあなたに勝てるわけないだろ。」
那津「身の程をわきまえろ。」
と言ってやった。
でも優しくて可愛いあなたは、"言い過ぎだよ。"などと言ってくる。
……きっと、モブ女達が立候補してる限りあなたが諦めるはめになる。
そう考えた私は、あなたにモブ女達が立候補した理由を話しながら
那津「((ギロッ」
モブ女達「「「「「、ッ!!!」」」」」
モブ女達を睨んだ。
ーーーーー
あなたside
那津との会話がひと段落した後、先生が
高橋先生「…女子の方は結局誰が委員長に立候補してるんだ?」
と聞いてきた。
すると、さっきまで立候補していたモブ女達が
モブ女達「「「「「私たち立候補やめます!!!」」」」」
と言って、立候補をおりた。
それを聞いた先生は
高橋先生「んじゃ、委員長は大塚と赤坂に任せる。」
と言ってから
高橋先生「それでいいな?」
とみんなに聞いた。
みんなは、
クラス「「「「「はい!!!」」」」」
と言ってくれ、私は隣の席の大塚くんと
あなた「((ニコッ」
大塚「ッ///……((ニカッ」
"よろしく"を込めながら笑いあった。












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。