第47話

💭45
592
2025/01/10 22:00 更新




翌日、言われた通り午前中に
バッテイング練習を行っていると、




11時頃に智将が戻ってきた。


山田太郎
え!?練習試合決まったの?
要圭
ああ。急で悪いけど明日だから、
今日しっかり調整しよう。
要圭
準決まで来たチームだ。
帝徳に次ぐ強豪の一角。
要圭
気を引き締めていこう。



さすが圭だな、と思いつつ
驚くチームメイトを見守っていた時。



要圭
うっ……。
清峰あなた
大丈夫?



急に頭を抑えてうずくまった。



要圭
あぁ、大丈夫だ……。ちょっと頭痛が。
要圭
……今俺、1発芸とかする流れだった……?
山田太郎
そんな流れ一切無かったけど!?
要圭
そうか……?そうだったよな。
山田太郎
そうだよ大丈夫!?
要圭
心配すんなただの偏頭痛だ。
清峰あなた
圭偏頭痛持ちでもないけどね。
要圭
いや、ほんとに、うん。
ちょっと混乱しただけで。
藤堂葵
今のやばない……?
千早瞬平
戦慄が走りましたね。
記憶の定着が不安定なんでしょうか。
藤堂葵
不思議だ……。急にあの顔に腹が立ったきた。
千早瞬平
リアルトリックアートですね。
藤堂葵
あ、でもずっとあなたのこと見つめてるし、
智将の方だ。
千早瞬平
分かりやすくて助かります。



相変わらず距離感近めの圭に
ドキドキしながらも、安心感を覚えている。



藤堂葵
頼むぜ。試合取るだけ取ってアホに戻るとか
やめてくれよ。
要圭
え?なんの話しだ?
藤堂葵
色々あんだよ……色々な。
千早瞬平
……ちなみに相手校はどこですか?
要圭
ああ。氷川高校。強豪だよ。
千早瞬平
……そうですか。



一瞬、千早くんの表情が
崩れた気がした。




まるで、何か思い出しているかのように。



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