第7話

7.イルミネーション
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2024/06/13 09:41
京本大我side



よし、公園着いたぞ〜
相変わらず綺麗だなここ


あ、北斗先輩いた


北 「きょーもーたーん!!」

京 「あっちょ…こんな人多いところで抱きついてこないでください!!」

北 「人少ないとこでしよっか♪」

京 「そういう事じゃなくて…」

北 「イルミネーション見に行こっか」



俺の誕生日のことに触れてないんだけど?


北 「綺麗だね〜きょもたんには敵わないけど」

京 「北斗先輩の方が綺麗じゃないですか」

北 「は!?今なんて言った!?」

京 「何も?」

北 「そっか〜、俺の方が綺麗か〜」

京 「聞こえてたんですか」

北 「俺耳はいい方だから!」





京 「今日の先輩かっこいいですね」




北 「え?なんて言った?」

京 「耳良いんですよね?これぐらいは聞こえるんじゃないですか?」

北 「ごめん…聞こえなかった!もう1回!」

京 「今日の先輩かっこいいな〜って」

北 「え!!ほんと!?嬉しすぎる!!」

京 「前、きょもも俺に甘えて欲しいって言ってましたよね」

北 「甘えてくれるの…?」

京 「それはやめときます」

北 「も〜なんなの〜俺の事大好きなくせに」

北 「きょも、きて」

京 「は、はい」

北 「きょも、お誕生日おめでとう!!
プレゼント、これ」

京 「え!覚えてくれてたんですか!」

北 「当たり前だよ、開けてみて」

京 「えっ…指輪、」

北 「ほら見て!俺とおそろい♪」


これって告白来るやつ…?


北 「もう夜遅いし、イルミ見たから帰ろっか」


…このタイミングで告白来ないことある!?

北 「きょも?顔赤いよ?もしかして照れてる?笑」

京 「あっ…!ごめんなさいっ!誕生日プレゼント、ありがとうございます!大切にします!
で…帰るんでしたっけ?」

北 「うん、もう帰ろ」

京 「最後にしたいことがあるんですけどいいですか?、」

北 「お、いいけど」


こんなデート二度とないかもしれないんだから、
やっとかないと!

べ、別に北斗先輩のことが好きとかじゃないよ!?

京 「手貸してください」

北 「え、」

うわ、北斗先輩引いちゃったかな?
付き合ってもない人と手繋ぐなんて…!

北 「これがしたかったの?笑かわいいね笑」

京 「もうこんなこと二度とないかもだから…!
いやだったら離してください、」

北 「いやじゃないよ、絶対離さない
きょもの手暖かくて好き〜♪
後、二度とない事ないからね、また来ようね」

京 「…はい!お、おれ、!」

北 「どうしたの?」

京 「先輩のこと…す、好き…かも、です」

北 「え、!?俺のこと好き!?ほんと!?」

京 「唯一、俺の誕生日覚えてくれてたし…
誕生日プレゼントに指輪なんて…」

北 「俺やっぱ話したいことある!」

京 「は、はい…」

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