廊下で会った同級生であろう女子は
バッチを見た途端、すぐに逃げ出した。
燃えるような赤色、
それをより輝かせるように
飾られた金の縁。
やっぱりこれがこの学校の権力の証だ。
弱い奴は簡単に喧嘩売ってこないし、
生徒会に入れたし。
今のところスクールライフは最高だ。
生徒会室に入ると、1つ上の先輩である
ぐさおさん が声をかけてきた。
俺が新入生というのもあり、
ぐさおさん は特に優しく接してくれる。
特にやることもなかったから、
今日はもう帰ることにした。
まだ生徒会の全員とは会ったことがないから
会っておきたいな〜。
Sランクなだけあって魔力は人一倍あった。
能力までは分からないけど、
相当強いというのが一目で分かった。
あの人とはもう会いたくないな...。
それにしても!!
1日中魔力を抑えているのは
きつすぎる!
私の魔力は F ランクが
持てるわけない魔力だから、
1日中抑えていなければならない。
さっきのSランクよりも魔力は多いから
なんとか人並みに抑えている。
そう考えて、ソファに
寝っ転がって眠ることにした。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。