バビルのとある客間にて
首領(ドン)サリバン、お初にお目にかかる。
私は月華。
六花のボスだ。
わざわざ来てくれてありがとうね。
月華ちゃんって呼んでもいいかな?
流石にちゃんずけには抵抗がある。
呼び捨てにして欲しいのだが……。
オッケー!
じゃあ普通に月華と呼ばせて貰うね。
(軽い……💧(´ヘ`;))
それで、早速本題だが此度の件は一体どういった目的で?
いや~、部下の話によるとね!
最近うちの管轄内で怪しい少女たちが僕らの仕事を持っていってる~って報告受けてね。
それで調査したところ、
その少女達はまだ10歳くらいで
マフィア界の都市伝説…あの六花の構成員って事が判明したんだ。
…………(睨)
ちょちょちょっ💦
そんなコワい顔しないでよ~~!
それが理由で我らの仲間に手を出したと?
ただの興味本位!!
ちょっとお話聞きたいと思ったらあの三人めちゃくちゃ暴れ出したみたいでさ~!
カルエゴくんめっちゃ苦労してたよ!
(知るか!)
とりあえず、その子達をどうするか悩んでいた所で、菊花ちゃんが襲いに来たんだよ~。
………。
月華はなんとも言えない気持ちになった。
結局の所。
アンタはただの興味本位とやらでウチらを巻き込んだわけだろうが!!
あ!そうそう!
君に聞きたいことがあってね。
なんで、あんな幼い子供達に
危ないことさせているのかな?
その言葉からはとてつもない圧を感じる。
アイツらが望んだことだ。
我ら六花は、
悪事を働く輩を許さない。
調教し、二度と悪事を働けないようにして弱きを救う。
私達は、理不尽に奪われ殺されてきた子供達を幾度となく見てきた。
だから救う。
バビルにはこれ以上干渉しない。
故にあなた方も身を引いて欲しい。
……。
君たちの考えは素敵だね。
でも、それじゃあいつか身を滅ぼす。
人数もたったの七人という少数マフィアである君達はいつか四方八方から襲われて壊滅するのがおちだよ。
なら、どうすればいいんだ!
簡単だよ。
六花をバビルが保護すれば良い。
は?
続く
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!