聞き馴染みのある声だ。新人時代から頭を悩ませた相手の声
備前国本丸。古参の本丸だと時の政府から頭に入れるように言われていた本丸だ
そこの本丸の鶴丸さんは、新人の時からよく電話をかけてくれて、その度に驚きを提供してくれるのだ。本当に勘弁してほしい
少し咳き込みながら、鶴丸さんが話を続けた
あのでっかい箱。あれ、本丸によって賽銭箱みたいな見た目してたりで見た目が違うから面白いんだよなぁー
かちかちとパソコンを弄って本丸への荷物の送信履歴を見てみると、確かに違う本丸への荷物が送信されていることに気が付く
やたら優しい声に、私は思わず「子供扱いしないでください」と口を尖らした
電話口の向こうから鶴丸さんの笑い声がしたので、本気で電話を切ってやろうかと考える
その声を合図に電話を置くと、ふうと息を吐き肩の力を抜く
べちん、と両頬を掴まれた
アンケート
一話の長さ、どのくらいが良いですか?
早く更新で減らして欲しい(百文字程度)
30%
そのままがいい(六百文字程度)
45%
更新が遅くても伸ばして欲しい(千文字程度)
25%
投票数: 20票
ここから追記。
読まなくても大丈夫な関係ない話











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!