第16話

エピソード16
485
2025/09/13 05:36 更新
あなたの下の名前side



今コイツ何て言った?
マネージャー??

私に?






『…マネージャー??』

侑「高3が引退してから雑務とかめんどいことが全部俺ら高1に回ってきて練習時間が減っとんねん」



あー、つまりはその雑務を私にやれと?









…………正直に言えばやりたくない


てか言い方を変えれば金髪クソナルシスト野郎の雑用ってこと!??



『…いやまぁ、今回の件は私が悪かった?けどさ、、、』
アラン「今疑問形で言ったな!?」


北「ええやん。マネージャー。」











え?













北「あなたの下の名前が適任やで。明日からよろしくな」














え??












『…………ちょちょちょちょちょっ!信介くん!?
私まだ了承してないんだけど!?』

北「迷惑かけたっちゅう自覚があんならちゃんとやり」

侑「別に期間限定でええで。
来年高1が入ってきたらそいつらにやらせるし。俺かてお前みたいな雌豚と一緒に部活なんかやりたないわ」







…………あれ?

喧嘩売られたような気がするんだけど?






てか呼ばれ方喧し豚から雌豚に進化してる!




『……拒否権は、、』
侑「そんなもんあるわけないやろ」

『治くんよ!双子なんだろ!?何か言ってやれよ!』

治「明日からよろしくなー」










………………酷くね?









〜〜〜翌日〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜








古田「えーー!ほんまに!?あの男バレのマネに
なれって言われたん!?」

『うん………まぁ最後のあがき的に入部届はまだ出してないんだけどねー』





私が顔をどんよりさせて話を聞いてもらっている人は
古田咲希

私の自慢の友達なのだ


古田「えー何でそんなに嫌なん?」

『嫌なものは嫌なんだよぉぉ、、、咲希ちゃんやってくれない?』
古田「ムリでした〜私バスケ部ですぅ〜」







そうだった
この人バスケ部だった…



『とりあえず今日は死ぬ気で走って帰る!』

古田「まぁ、がんばり〜〜〜」

































侑「……へぇ。なんやお前職務放棄か?」




















『「あ」』






聞き馴染みのある声

そして今一番聞きたくない声が背後から聞こえた









『別に何でもないよ、、、』

侑「ほーん。何があっても部活に連れてくからな」





眼圧怖いです


古田「どんまーい」
『マジさいあく…』




ーーーーー放課後ーーーーーーーーーーー




きりーつ 気をつけー 礼〜






いつも通りの夕礼

でも私にとっては違う




「『さようならー』」






そう言い終わった後に全力ダッシュ

え?金髪クソナルシスト野郎に言われた一方的な約束?






約束って破るためにあるんだよ!
(↑金髪クソナルシスト野郎に限ります)




そんな風に考えていると足だけはまあ速い方なので無事に昇降口までつけた






ええっと靴箱、靴箱…………


こういう時に限って人がたくさんいて靴取るのに邪魔
なんだよなぁ、、、


































『グェッ』

















………………自分の口から変な声が出た



あ、誰かに襟を引っ張られたんだ

ちょっと恥ずいんだけど誰なのさ謝んないしさ
侑「おい。自分何処に行こうとしてるん」













はい

金髪クソナルシスト野郎でした

詰みましたね私


ーーーーーーーーーーー



『えごめんって。だから力緩めてよ〜…。てか離して
ちょうだい』

侑「離したらお前また逃げ出すやろ」







チッ御名答








『にしても力加減よ?私女の子よ?』


侑「雌豚がイキっとんのとちゃうぞ」
『イキってはないでしょ』







そう。私は今金髪クソナルシスト野郎に腕を掴まれて
多分体育館に連行されている真っ最中なのだ



『私言っとくけど入部届出して無いから!』



ガラッ
侑「監督〜連れてきましたコイツです」

黒須「おーありがとな」

『え。すみません私入部届出して無いのでこれで…』
北「ずいぶん遅かったな」














はい。絶対今日は帰れないことが確定しました









侑「監督や先生にはもう伝えてあるからな」

そう言って得意そうな顔をする






……殴っていいかな?そのうざったらしい顔面に
















『…………こんにちは。今日から期間限定でマネージャーになるあなたの名字あなたの下の名前です。短い間ですがよろしくお願いします』









まぁ、一方的な約束だとしても約束は約束だし…

信介くん達にもまぁ何回か助けられたしその恩として
マネージャーにでもなろうかな…





期間限定だし…
私もそこまで鬼じゃないしね





「「「お願いしゃーーーーすっ!!」」」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



……にしてもバレー部だったんだな


幼馴染の2人も従兄弟も一時期居た中学校で仲良かった
友達もバレーしてるとか運命じゃないかな?







スパイクを打つ音 それをレシーブする人 
そのボールをスパイカーの為にセットする人

次へ次へとただ一つのボールだけに全力で繋げる











…まだ聖臣と元也バレーやってるのかな




いや、もういいや考えるの辞めー


とりあえずスポドリ作んなきゃ
流石強豪って言われてるだけ消費スピードも凄いんだな










『休憩の時間で〜す。この5分間でコンディションを
リセットして下さい。スポドリ配りまーす』




 どうぞ と一つずつ渡す

味の好みもだいぶ分かってきたところだ


金髪クソナルシスト野郎には嫌そうな顔されたけどね
マネージャーにさせたのはあなたですよ?



治「にしてもバレーのルールとかマネのやり方知っとったの意外やわ」

銀島「それな!前の学校でマネージャーしてたん?」


………………あ゙ーー

『ううん。でも幼馴染がバレー部で私の部活が無い時はマネージャーさせられてたの。ウケるよね〜』



嫌でも思い出してしまう


銀島「えじゃあバレーできたりする!??」

『流石にそこまでだけど、ちょっとはできるよ。幼馴染に付き合わされてね…でもまぁ中学生レベルだったし全然だね。みんなとやったら絶対私死ぬ』




何で脳にへばりついてくるんだよ








〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜





大耳「今から試合するからボードよろしくな」

『了解しました!頑張って下さい』





そういえば今まで監督と先生に説明を受けたりマネ業
しててじっくり見たことが無かったな…






ピーッ


試合開始の合図が鳴る



うわっサーブ強…

でもきちんと上げてくる綺麗なAパス






次はセッターがボールをセットするんだったよね

確か金髪クソナルシスト野郎だった気が








『…え』






金髪クソナルシスト野郎もといセッター宮侑


そんな彼が上げたボールは外見に反して































見惚れるくらいとても綺麗だった













〜作者より〜

皆さんお久しぶりです!
無事期末テストから解放されました✨

てか毎日部活とかとち狂ってくね?

あと私の学校は挨拶とか全部ごきげんようなんだけど
普通は よろしくお願いします とか
ありがとうございました とか おはようございます とかだよね!?

稲荷崎ぜったいにごきげんようって言わないよなって
書いててこれであってるよな?って不安になったん
だよねww



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