第7話

No.5 『告白』
2,254
2018/08/14 13:39
_______翌日
あなた

はっくしょん!
ズズ

あなた

あれぇ?風邪かな
ま、大丈夫でしょ

______スタジオ
ディレクター
ディレクター
はーい
48からー
撮影は割愛させて頂きます
涼介
涼介
あれ?なんかあなた顔赤くない?
ミナ
ミナ
ほんとだ
熱あるんじゃない
紫耀
紫耀
大丈夫?
紫耀のおでこと私のおでこがぶつかった
紫耀
紫耀
あっつ
紫耀
紫耀
熱あんじゃん
廉
今日はもう帰ってゆっくりした方が
紫耀
紫耀
そやな
はよ帰り
あなた

分かった

______帰り道
あなた

やっぱ熱出たか
うぅーしんどいー

頭がクラクラして歩くのもやっと
あれー?
女優のあなたじゃね?
男B
ほんとだ!
気がつくと私の周りに二人の男がいた
顔真っ赤じゃん
男B
熱か
弱ってるし今なら連れていけんじゃね
せやな
連れてくか笑
男二人は私を掴んで車の中に入れた
弱っていた私は抵抗できなかった
_____________________☆
あなた

ん、ここはどこ?

起きたねー
男B
ここはホテルでーす
あなた

な、

男B
じゃあ脱がそうか
じっとしててね
男達は私の服を破いた
あなた

誰か、助けてー

私は叫んだ
すると
バンッ
扉の開く音がした
紫耀
紫耀
いた
あなた

しょ、紫耀くん?

紫耀
紫耀
おい、お前ら早く逃げないとただじゃ済まないぞ
は、誰がにげるかよ
男二人は襲いかかってきた
バーン!
紫耀は二人を投げ倒した
す、すみませんでしたー
男二人は逃げていった
紫耀
紫耀
大丈夫か?
あなた

うん…

紫耀
紫耀
て、おい!
服早く着ろ
あなた

破かれちゃって

紫耀
紫耀
じゃあこれ着ろよ
紫耀のパーカーだった
あなた

ありがとう

紫耀のパーカーはあったかかった
紫耀
紫耀
お前もう1人で帰んじゃねーぞ
紫耀
紫耀
俺が毎日送ってやるから
あなた

ありがとう(ニコッ)

紫耀
紫耀
何笑ってんだよ
あなた

うへへ

紫耀
紫耀
もう冬だな
あなた

寒いね

紫耀
紫耀
(手真っ赤)
紫耀
紫耀
ん、
あなた

え?何?

紫耀
紫耀
手…寒いだろ
あなた

じゃあ遠慮なく…

その瞬間私は紫耀に抱きしめられた
あなた

……!?

紫耀
紫耀
ごめん…もう我慢できない
紫耀
紫耀
あなたの事が好き…なんだけど
あなた

えーー!?

突然の告白


続く

プリ小説オーディオドラマ