フー…
まだ1日目が終わったばっかってのにこの疲労度
バタバタしてたのはしょうがないけどそれでもさ…
あなた「はぁ…」
疲れた
カイザー「ここにいたのか」
あなた「お風呂早くない?」
カイザー「シャワーだけだからな」
カイザーはシャワー派なのか…
私は何があっても浴槽はいるからなぁ…
カイザー「…タバコか」
暗くて表情が見えずらい
あなた「うん」
「ベランダで吸わない方が良かった?」
カイザー「いや、別にいい」
あなた「なら良かった」
「ちょっと我慢出来なくて」
すぅ…フゥー…
カイザー「…昔のお前が今のお前を見たら驚くだろうな」
潔くんといい、カイザーといい余計な事を覚えているものだ
あなた「タバコは絶対吸わないってやつ?」
カイザー「あぁ…」
あなた「あの時はこれからもずっと一緒だと思ってたからね」
「今じゃかわいい思い出だよ笑」
カイザー「そうか…」
暗くて顔は見えない
ただ、表情が少し曇ったのは分かった
あなた「あ、そうだ」
カイザー「ん?」
あなた「ご飯今から作る?」
カイザー「あぁ」
あなた「なんか手伝うよ」
「何作るの?」
カイザー「カルボナーラを作る」
「別に手伝わなくていい」
「ゆっくりしてろ」
あなた「いや…でも2週間お世話になるし…」
カイザー「今日くらい休め」
「15分もあれば出来るだろうしな」
優し過ぎてちょっと調子狂うな…
あなた「…じゃあお言葉に甘えて」
まだ半分も残っているタバコの火を消す
カイザー「まだここにいていいぞ?」
あなた「家主が私の為に動いてるのにタバコ吸うのもどうかなって思って」
「色々やってもらってるし」
「ソファにいてもいい?」
あのでっかいコの字型ソファでくつろぎながら今日の取材分をまとめてしまおう
カイザー「あぁ、構わない」
「ゆっくりしてろ」
あなた「ありがとう」
さて…仕事しますか…














編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。