コンタミside
正直言って、新しく入ってくる人が来るって聞いた時、仕事が出来ればいいと思ってた。
教育係なんて面倒臭いし仕事が増えてくだけだと思ってた。
でも、1目見た時、こう思ったんだ。
「可愛い人だな」って。
それで、実際話してみたら、凄く優しい人で。
感情が顔で凄い分かる人だったから、見ていて、話していて、面白かった。
俺が仕事を押し付けられた時にムスッとしたの、可愛かったなぁ…
やばっ…口が勝手ににやけちゃう…
うーん…俺、きもい?
てかせっかくちょっと会社が楽しみになったのに明日休みじゃん…
なんか複雑…
…まぁ、いいや
カチャッ
誰もいない部屋に言う
今の時間は10:15
卵焼きと、インスタント味噌汁、偶然あった鮭を焼いて、簡単な夜ご飯を作った。
そんな独り言を呟いてると、きょーさんからLINEが来た
石鹸かぁ…もう二度とやりたくないゲームが来た
まぁでも、頑張ってみるか
discordを繋げて、ゲームを開く
ピロンピロンッ
配信を開始する
わこんたみー!
わこんたみ
今北わこんたみ
みんながどんどん挨拶をしていく
45分後
カシュッ
耐えきれなくなってビール缶を開ける
…ほんと、なんで行けないんだろ…
ストレスが…
こんな時にあなたちゃんの声聞けたらやる気出るんだけどなぁ…
あ゛ー!出来ねぇー!
舌打ちしたw
頑張れー!
もう少しだコンタミ!
諦めるなぁ!
頑張って!
リスナーからそんな言葉をもらって少しだけ和らいだ気がした
きょーさんとみどりくんは何か話してるけど…俺にはそんな余裕無い
そんな時、隣からベランダの引き戸を開ける音がした
北海道に住んでるけれど、今は8月上旬。
さすがに暑い。
窓を網戸にしていたから、やっぱり隣の音は聞こえる。
あなたちゃんに声が似ているけど、きっと他人の空似だ。
無視して…無視…む…し
無理だわ
無視できねぇや…
しょうがないでしょ!だって俺あなたちゃんのこと好きなんだもん!
discordを切って、ベランダに出る
これじゃあ隣の人に変人って思われそうだな
どうやら電話しているみたいだ
あっ…聞きたく…ない
俺じゃないかもだけど…でも、聞きたくないんだ
いっ…
思わず目をつぶる
!?
かっこいい…俺が?
いや、決めつけるな…
俺じゃないかもしれないじゃん
ふふっ…なんか…嬉しい…
俺じゃないかもしれないけど…
それでも…嬉しい
やる気出てきた!
よし!やってやろ!
部屋に戻ると、配信途中のパソコンがある
discordを繋げ、やる気を出す
その頃あなたは…
まだベランダで電話していた。
そこから数十分話したとさ






![[参加型?]空の上で最後の遺言を、](https://novel-img-gcs.prepics-cdn.com/prcmnovel-tokyo-prod-converted-images/p/fLidrLhRSUUik4ZkTr7M83BhU0V2/cover/01KCTXMWS5RZ2WT40YN9XJ0C3Y_resized_240x340.jpg)





編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。