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第20話

20 まだもやもや【恭平】
恭平
きあん、今日はごめんな
きあん
え?なに?
恭平
ごめんって言ったの
きあんの笑顔があんまり見れんかったから
きあん
あたしこそ、ごめんなさい
きあん
泣いたりして、ごめんね
きあん
最近、しゅんすけと上手く幼なじみやれてなくて。けんとにも助けてもらってんだけど、、、元に戻れない
恭平
そうなんかな?
仲よさそうだよ
きあん
泣かされてばっかり
恭平
オレはうらやましいけど。
きあん
泣きたいの?
泣かせたいの?
恭平
そうゆう事じゃなくて。
オレに対しては、遠慮してるじゃん
きあん
そう?
恭平
道枝には、わがままも、からかうんも、何もかも見せてる気がしてて。
きあん
だって、しゅんすけは、、、緊張しないもん
恭平
オレは緊張する?
きあん
うん
恭平
手繋ぐの、やめようか
きあん
え?
恭平
そしたら、少しは緊張せーへん?
きあん
かな?


泣いたり笑ったり、
彼女は、クルクル変わっていく。

オレは、どの彼女も好きなのに。

もっとたくさんの彼女を知ってるヤツがいて。
それが、あんな顔してて、いつもニコニコしてて、運動も出来て、勉強も出来て、字もうまい。ただ、あんまりおもろい事は言わん。でも、オレよりおもろいし、頑張る人やん。



オレにも全部、見せて欲しい




でも、道枝が、、、

きあんの彼氏にならんのか

きあんを彼女にせーへんと、ほかの女に行けるのか


わからんと、、、


オレも告られへん
恭平
今日コーヒー何杯目?
きあん
3杯目
恭平
コーヒーの他に飲めるものあるの?
きあん
あるよ!
ジンジャーエール
恭平
しぶいな、おっさんみたいやな
きあん
そんな事ないよ
コーラも飲める
恭平
今日は、何時までいいの?
きあん
8時半には、帰りたいかな
恭平
わかった
恭平
オレはさ、きあんのそのまんまの姿を知りたいんや。
きあん
えっ?
恭平
エロい話やないよ、泣いたり笑ったり、怒ったりしてるきあんを見ていたい
恭平
だから、道枝のこと、好きって言ってくれていいよ
きあん
なにそれ?
きあん
ひどいよ、恭平くん、そんな言い方。
きあん
そんなの、きあんの事、好きになれんって言ってよ
恭平
ちがうよ
きあん
なんで、しゅんすけが出てくるの?
恭平
オレはきあんが好きや。
恭平
だから、全部を知りたいんや
きあん
聞きたかったこと、こんなテンションで言われると、、、聞き逃した感やな、、、
恭平
かわいいな、そーゆーとこ。
きあん
恭平くんが、急に遠くに見える



ぎゅーーー♡


きあん
やだ♡
恭平
よく考えてよ、この先のこと、オレとする?
きあん
先?
恭平
キスして、服脱いで、抱き合う
きあん
エロい事したいの?
恭平
オレはまだいい
恭平
でも、その延長にいてんのか?って事考えて
きあん
それが、好きって事なの?
恭平
オレはそう、思ってる
恭平
たださ、オトコやで、好きやなくても、ヤリたいときはあるよ
きあん
難しいね
きあんは完全に下を向いてしまった。




オレの顔を見なくなった。
なにも言わなくなった。


ときどき、泣いてるように見えた。
恭平
帰ろうか
こくん、、、きあんは、うなずいた
きあん
恭平くんの家に行きたい
恭平
え?いいけど。
きあん
今日は、あたしが送ってあげる


震えるくらいの笑顔だった。




この笑顔
独り占めしたい、、、