第7話

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2024/04/13 12:00




sion
sion
 お前まだ食べんの? 
u
 うん! 



ただいま絶賛食べ放題中…



腹一杯まで食べないともったいない。(最低)




u
 はぁ〜満足 
sion
sion
 こんな食ってなんで太らないんだよ 
u
 元がいいから? 
sion
sion
 はい黙れ 
u
 あなたちゃんにそんなこと言うんだー 
u
 リョウに合わせてあげないー 
sion
sion
 あなたがバイト中にゲームしたから 
 いいですー


は…セコい


私が汗水垂らして働いている間に
(ほとんど客来てない)

お前たちはゲームだと…?????




u
 ちっ、もういい!帰る 
sion
sion
 あーダメダメ暗いから近くにいて! 


そういいながらちゃんと走ってきてくれるシオン


昔からこういうところが好き。



これが信頼しあった仲というものなのか…?









u
 ただいまー 
mam
 あなたおかえり! 
mam
 お風呂入ったら
 シオン君におかず渡してきて! 
u
 わかった 


おかずを渡すって言ったって


どうせ家で食べないだろうし…


なんて考えながらインターホンを押す



u
 …シャワーかな 


お互いの家の暗証番号は共有(正式にはいつの間にか知られている)しているので


朝とかこういう時は便利。






冷蔵庫を開けるとすっからかん


オンマのおかず以外何を食べているんだこの人間は




タッパーを冷蔵庫に入れていると

ちょうどシオンがお風呂場からでてきた



sion
sion
 あ、来てたの 

急に時が止まった気がした。



u
 ちょっと、服着てよ 
sion
sion
 昔は一緒に風呂入ってたのに?ㅎ 
u
 いつの話してるの!昔でしょ!! 
u
 ほら早く着て 


仕方なくシャツを着るシオン



さっきの光景が映像化されて

私の頭の中で何度もループ再生される



時には輝かしい光を放ちながらスロー再生まで…


あんな体してたっけ?

見ない間に鍛えてたの?


ちょっとあなた、どうしちゃったのよ。



sion
sion
 いつもありがとうって返しといて 
u
 あ、うん… 
sion
sion
 …どうかした?顔赤いぞ 
u
 なんでもない、!帰るね、また明日 



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