#12×幼なじみ
sideあなたの名字
リーグも終わってのオフシーズン。
まぁ、言うて2日ぐらいやけど。
今日は珍しく藍からショッピングの誘いがあった。
一旦藍が俺の家に来るらしい。何のために?
関西人の定番ネタ?をやって藍を招き入れる。
招いてるか?これ。
ゴソゴソとポッケから何か出したと思えばピンクのオモチャ。
いや、どんなもんポッケに入れとんねん。
待て、それ遠隔ちゃうか?
有線やないもんな?
はぁ?!
やって、それセックスの時に使うやつやろ?
女が、使うやつやろ?
俺が?つける?どこに?
アカン、興味が湧いてきとる。
こっちの話には一切耳を傾けずに俺のパンツごとズボンを下ろす。
どん、と背中を押されてテーブルに手をつく。
腰を突き出すような体勢になってしまい、オモチャをしっかり挿れられる。
「試しに電源入れてみよか。」
その声と同時に身体に電流が走る。
ぴゅっと情けなく射精する。
なにが起こったのかよく分からない。
優しく撫でられたことでまた、甘イキする。
ビクビク♡と身体が震える。
テーブルに寄っかかることも出来ず、へた…と床に割り座する。
藍の熱を帯びた視線が俺の身体にまとわりつく。
自分の身体が我慢できなくて腰をくい、くい♡と動き始める。
何回も甘イキを繰り返すうちに"弱"ぐらいの振動には慣れてきた。
それでも感じるものは感じる。
だから、最初はOFFの状態にすると約束した。
ローターが出て来おへんようにってまたポッケから出てきた短いアナルプラグを挿れられる。
俺は服を着て藍と外に出た。
ショッピングモールまでのバスの中。
座席は空いていなかった。
2人でドア近くのところで手すり、つり革をそれぞれ掴む。
思いっきり、気を抜いてた。
藍の手元から小さく「カチ、」と音が聞こえた。
こいつ…!
シラ切りやがって!!
咄嗟に手すりにしがみつく。
車内が混雑してるだけあって俺を気にする人はいない。
そしてまた「カチ、」と音がなり振動は収まった。
side髙橋藍
っはぁ〜、ホンマに可愛ええ♡
なんで大した疑いもせずローターにアナルプラグまでつけとるんや♡きっと相手が俺やなかったらこんなことしいひんのやろな♡♡俺がさせへんけど♡
ショッピングモールについても浅い呼吸を吐きながら壁を伝っていくあなた。
顔赤すぎやろ、ちょっと振動強くしてもええよな?♡
さっきまで"弱"だった振動をリモコンのツマミをずらして
"中"にする。
すると隣から「んぉ゙?!♡」と聞こえ、すかさず"弱"に戻す。
頭に「?」を浮かべるあなたを見ながらリモコンのツマミをガチガチと動かす。
振動が変わる度に必死に抑えたあなたの喘ぎ声が聞こえる。
ガチ、
ガチ、
ガチ、
あなたの反応を見ながらツマミの上下を続ける。
口を押さえて、くぐもった嬌声が俺だけに聞こえる。
せや、いいこと思いついた。
館内マップを指差し、スマホで望む商品を見せる。
じわりと滲む汗を流しながらキョトン顔で俺を見る。
信じられない、とでも言いたそうな顔で。
耳元でコソコソ話す度に肩を跳ねさせる。
あなたが体を俺に預けて俺のTシャツをぎゅ、と握る。
中に入れてるローターのせいで体温が上がって顔が赤くなっている。大きな水が目元に溜まっている。
可愛ええ……♡
うずくまったあなたが俺に縋り付く。
ボロボロと涙を流して。
可愛ええ、ホンマに可愛ええ♡♡
こんな顔で俺に縋り付いて♡
こんな公衆の面前でアナルにローターを入れて興奮する変態。
俺は、そうしろと指示したド変態。
ここから1番近いトイレは反対側。
あなたは歩けるだろうか。
足を震わせるあなたに肩を貸して多目的トイレに入って鍵を締めた。













編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。