あなた「肉まん美味!」
澤村「誰か電話なってないか?」
あなた「あ、私です」
誰だ?
田中「おい切っちゃって大丈夫なのかよ!」
あなた「はい!」
今カルマの電話に出る気にはなれん
よっぽど大事なことならLINE来るっしょ
菅原「あれ?またなってね?」
今度はどなた?
あなた「もしもし?カルマ?カルマなら今すぐ渚に変われ。でないとお前に命はない」
烏野「(怖っ…)」
カルマ〈さっすがあなたちゃま〜〉
あなた「いや舐めてんの?カルマから電話来た後に渚から来たら明らかに不自然だろ。この前の事もあったしな」
カルマ〈はいはい。渚に変わるね〜〉
渚〈もしもしあなたちゃん?〉
あなた「渚ァァァ!今日も可愛いね!」
渚〈アハハ…〉
あなた「で、要件は?」
渚〈そうそう!ゴールデンウィークこっち戻ってくるの?〉
あなた「あー…。めっちゃ行きたいし行く予定だったんだけど、合宿あるんだよね〜」
渚〈合宿?あなたちゃん何やってんの?〉
あなた「男子バレー部のマネージャー!」
カルマ〈あれ〜?あなたちゃまはサポートされる側じゃないのぉ〜?〉
あなた「うっせカルマ黙っとけ」
カルマ〈すいませんね〜〉
あなた「2人は何やってんの?」
渚〈僕は帰宅部…〉
カルマ〈俺は生徒会〜〉
あなた「いや生徒会は部活じゃねぇよ。お前自慢したかっただけだろ。」
カルマ〈大正解!〉
あなた「てか、生徒会って事は浅野くんの下で働いてんの?」
カルマ〈そうだけど?〉
あなた「浅野くんの下で働いてるカルマとかチョーウケる〜ww」
プーップーッ
あなた「あ、切られた…」
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。