第76話

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12,142
2021/03/07 02:00

























五条 悟
……今日はどうも
近江 あなた
晩御飯のこと?へっ、感謝しろ












悟を途中まで送っていると、










悟が珍しくお礼なんか言ってきやがった。
















五条 悟
今度桃鉄しような
近江 あなた
げっ
五条 悟
いや何その声












最悪だ。悟強いから極力最近避けてきたのに。


















近江 あなた
しません。桃鉄しません。
五条 悟
あ゙?
















頭をぐりぐりとされる。痛い痛い。












ちょ、マジでアホになる















近江 あなた
アホになるからヤメテ
五条 悟
時すでに遅しだろ
近江 あなた
はぁ?













流石にイラッとして悟の方を見る。














五条 悟
ふっ、お前見下げるの気分いいわ
近江 あなた
死ぬ?
五条 悟
遠慮しとくー












悟がそう言ってスタスタと歩いた。




















近江 あなた
悟やっぱりサングラス似合うよ










フッとそんな言葉が出てきた。












なんでか分からないけど。



















五条 悟
……は?
近江 あなた
……え、あー、いや。
近江 あなた
いや、悟改めて見るとサングラス似合う……


















いきなりなんか近くの壁に押さえつけられた。













え。なんで

















五条 悟
…………
近江 あなた
何、














悟がサングラスを取る。
















近江 あなた
あはあはあは何してるの悟君ーー(
五条 悟
……改めて見たらお前、やっぱ可愛いな
近江 あなた
…………はい?










悟そんなこと言う奴だったっけ。












今までブスとかアホとかしか言われたことないんだけど。




















近江 あなた
てか何してんの。さっさと離___
五条 悟
ガキのくせに煽ってんなよ、















悟が私の髪を耳に掛けてから、












チュッ、なんて音を響かせて














私にキスをしてきた。


















近江 あなた
……っ、……ぁ、え?
五条 悟
はーーー………ごめん、耐えれなかったわ











悟がそう言ってまた歩き出す














一気に顔に熱が集中する感じだった。















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