第10話

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2025/04/28 07:49 更新





  学校に着くと、案の定
  授業は始まっていた。




  私はバレないように

  コソコソと後ろの席に座ろうとする。







.
千早
あなた
え、はい…




  バレたか…。




.
なぜ遅刻したか
言いなさい
あなた
えっと…
カラスと戦ってて
.
嘘だな
あなた
本当ですけど







  「 まぁ、いい。遅刻1だからな 」


  と、怒られたが何とか許してもらえた。






  そして、問題は…




南雲
朝から大変だったね~笑




 

  と、前の席に座っている上司が

  振り返って話しかけてくることである。





あなた
そんな大変な
相手じゃなかったんで
南雲
そういえば
西園寺紗夜ちゃんは
ちゃんと来れたのかな?
あなた
あそこには、ちゃんと
専属の護衛もいますから
南雲
でも僕が見た時は
殺し屋にやられかけてたよ?
あなた
え、

.
おい、そこ
うるさいぞ
あなた
…すいません





  私は先輩に向けて しっしっ と手をやると

  先輩はニコニコしながら前を向いた。







  殺し屋にやられかけてた…?

  そういえば、紗夜は?





あなた
( いない…!!   )













  今回の任務の問題点が一つあるとするなら

  私が殺し屋を片付けてる間は
  
  紗夜の周りが手薄になることだ。







  ただ、西園寺は
  
  自分たち専属の護衛が当たるから

  大丈夫だと言い張っていた。


 



  まぁ、少し心配だが許した…私が馬鹿だった。








  「 すいません。トイレ 」と

  教室を飛び出して来る。







  紗夜はどこにいる…!





  学校?来てないとなると家か…その周りか


  タチが悪ければ誘拐もありうる。

  …いっそ、そっちの方が
  対象は楽かもしれないが。



  流石に懸賞金目当てなら拉致、誘拐はないな。





  とりあえず紗夜に連絡を…………







西園寺
あれ、あなた…!
無事だったのね
あなた
え?






  急にトイレから出てきた
  紗夜に抱きしめられたからか

  私はフル回転させていた思考が停止した。

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