どう思うって言われても…分からない…
好き、なのは事実だけど…
今のまま会うのは違う気がする。
別れ際、真優先輩にそう言われた。
真優先輩は、笑っていたのに泣いているように見えた。
<休日>
そう言うと、私は通話を切った。
私が猫を被るようになったきっかけは、
異性絡みのことだった。
中学生の時。
クラスで1番人気と言われていた男の子がいた。
その男の子に告白された私は、断った。
「私は恋愛に興味がないので、ごめんなさい」
そういった翌日から卒業するまで軽く嫌がらせをされた。
そんな出来事があってから猫被りをするようになった。
元々、人よりも優れたものを持っていたとは言い難い。
だけど…亜希達に言われて気がついた。
私にとっての"当たり前"が実は凄いことを。
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「私達はあなたのそういうところが大好きなの」
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私は、大切な人に優しい私でいたかった。
八坂悠生くん。
友達としてはとても大好きで尊敬している。
だけど━━━━━━━━━━━━━━━
私が恋愛感情を向けるのは、ただ1人。
彰人先輩がいい












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。