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第4話

日常三日目
374
2025/04/16 22:31 更新
ないこ
つっかれたー…。
タン、と軽快なタイピング音を響かせた後、くた、と机に項垂れるないこ。
雨乃こさめ
ないこ君お疲れ様〜!
しの
ないこさん、お疲れ様です…!
そんなないこに紅茶とお菓子を差し出すこさめとしの。
ないこ
こさめ〜!しの〜!お前らは可愛いな…!
思わずわしゃわしゃとこさめとしのの頭を撫でるないこ。
しの
わっ、ないこさん…!?
雨乃こさめ
も〜!ないこ君、髪崩れちゃうって〜!
驚くしのと、そう言いながらも楽しそうなこさめに、自然とないこも笑顔が浮かぶ。
ないこ
…ん?なんかこの紅茶甘くね?
雨乃こさめ
あー、うん!催淫剤入れといた!
ニッコニコの笑顔でそう答えるこさめに、ないこは驚きのあまり口に含んでいた紅茶を逆に飲み込む。
ないこ
…え?
雨乃こさめ
…っていうのは冗談で、蜂蜜入れといただけなんだけど。
ないこ
冗談かよ!!滅茶苦茶焦ったわ!!こさめ〜、言っていい冗談と言っちゃ駄目な冗談があるよな?
むに〜、とこさめの頬を摘むないこ。
雨乃こさめ
いひゃい、いひゃい!ごめんなさい、ないこく〜ん!
全く…と紅茶をもう一口飲むないこの服の裾を、控えめにしのが掴む。
ないこ
…しの?
しの
あの…でも、おれ達…ないこさんが忙しそうだったから、ないこさんに癒されてほしくて…。
その言葉で全てを理解したないこ。紅茶が口に入っていないにも関わらず、ないこの喉がゴクリと動く。
ないこ
…ふーん?そんな可愛いこと言って…オレ、疲れてるし多分手加減できないよ?
雨乃こさめ
だからこさめとしの君二人で来たんだよ?
ないこ
あー、なるほどね。
ないこはこさめの頭を撫で、しのの肩を引き寄せる。
ないこ
そういうことなら二人のご要望に応えてあげようかな。二人一緒に可愛がってあげるね…。
甘夢れむ
…ないこ先輩、あんな顔できるんだぁ…。
-hotoke-
ないちゃんのああいうところずるいよね〜…。
こさめ、しの、ないこのやり取りを見ながらそんな感想をこぼすれむと-hotoke-。
If
れむ君もああいう目で見られたいん?
りうら
ずるいって何が〜?
ぎゅ、とれむを後ろから抱き締めるIfと、すり、と-hotoke-の首筋をなぞるりうら。
甘夢れむ
わぁっ!?い、If先輩…。
-hotoke-
りうちゃんっ!?急に何するの!?
If
え〜、だってれむ君、物欲しそうな顔しとったから、こさめ君としの君が羨ましいんやろなぁ、と思って。
語尾にハートマークが付きそうなほどウキウキな声でれむに言葉を返すIf。
甘夢れむ
そ、そんなわけ…。
りうら
ほとけっちもない君みたいな顔で攻められたいんでしょ?
-hotoke-
いや、僕はそんなんじゃ…!
りうらの発言に顔を反らしながら答える-hotoke-。
りうら
説得力ないよ〜。可愛がってあげるから一緒に気持ちよくなろ?ね?
可愛いとすら感じられる笑顔のりうらに詰め寄られ、-hotoke-は断る言葉を見つけられなくなっていく。
If
れむ君もその気やろ?我慢できるん?
Ifの厭らしい手つきにれむの息が上がっていく。
-hotoke-
ほんっとに…僕達の恋人って、ずるいよね?
甘夢れむ
まあ…それはお互い様な感じもしますけどね〜…。
-hotoke-とれむは目を合わせて感想を呟いた後、今度はお互いの今日の恋人に目線を送った。

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