テ》「むぅ…んっ!…///。」
グガがそっと唇に触れたと思ったら、油断した。
待ち受けていたのは、そっと唇の中に密着するように吸い付くようなキスだった。
うまく酸素が取り入れられないと思いグガの肩を叩いた。何回も何回も。
でもグガは辞めなかった。辞めるどころか、激しくなる一方だった。
グ》「んっ…」
テ》「んっ!!…んッ‼︎///。…ぐぅ…」
名前の頭文字を言った瞬間ピタリと激しいキスからゆっくりなキスに変わった。
グクの顔がだんだん離れて鼻と鼻を合わせて
テ》「息できないよぉ…」
少し照れながら言ったけど…
グガが近すぎてなかなかうまく伝えられなかった。
グ》「ごめんなさい。テヒョイヒョンの顔が物欲しそうだったので…つい?」
また意地悪な目で言って来た。
本当に酷いやつ…。
テ》「そ、物欲しそうな目で言ってないよっ」
慌てて訂正したけど、
グガの顔は満足そうな顔で僕を見ていた。
テ》「朝ごはん食べないと…」
この体勢が楽ではないから、話を変えようとしたら
グ》「まだこうやっていたいです。離したくないです。」
と言って来た。
ポッと顔が赤くなるのを感じた。
テ》「ちょ…///。ばかっ…」
グ》「ふふ。顔が赤いですよ?」
テ》「うるさいっ…///。」
グガが目で言ってくるけど、
恥ずかしいので、また目をそらしてしまった。
近くにいるだけならまだ、あれだけど
顔が正面にあったらもう、無理だよぉ…!。
グ》「また逸らしましたね?」
と言って、僕の腕を引っ張って
ベットにグガが馬乗りの状態になった。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。