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2021/06/26

第3話

ストーカー女
爆豪勝己
爆豪勝己
てめぇ……モブの癖に生意気だなァ゙…
ザッ…と、一歩、彼と私の距離が縮まった。
私の想い人である彼が普通の高校生であれば、私はこの距離感に大混乱を巻き起こし顔を真っ赤に染めて大歓喜したことであろう。

だが、こいつは少しぶっ飛んでいる。
色々な意味で……ぶっ飛んでいるのだ。
まずその顔を何とかしろ。
綺麗な顔が勿体ないだろそんな眉間に皺寄せてたら。
周りから見たらヤンキーのそれだぞ、その顔は。

あと謎のオーラ纏うな。怖いわ普通に。
イライラがひしひしと伝わってくる。
このまま私ぶっ飛ばされるのではないか???

有り得そう。こいつ普通に女でも殴りそう。
爆豪勝己
爆豪勝己
おい何とか言えやクソモブ地味女
あなた

……もうちょい言葉選んだら
どうですかバクゴーさん

彼の苗字を口にすると、目の前の男は顔を歪ませた。
爆豪勝己
爆豪勝己
ッッなんで俺のこと、
あなた

さぁ、何故でしょうね

爆豪勝己
爆豪勝己
はぁ゙…??!!
チッ、死ねカス!!ストーカー女!!!!
あなた

はい??!!!?!

こんな、誰が聞いてるかも分からない廊下でそんなこと叫ばないで頂きたい……!!!!!

ストーカーだと勘違いされるだろうが…!!!!!!
あなた

単に中学同じだったから知ってるだけですが??!!!
ストーカーでもなんでもね……ないですこの爆発頭!!!!!!!

爆豪勝己
爆豪勝己
誰が爆発頭だ誰がァ……!!!!!!
ぶっ〇すぞ!!!!!
あなた

不適切な発言良くないと思います、
じゃー私はこれで!!!!!

爆豪勝己
爆豪勝己
は?!!?! クソが待て逃げん……
ヒュっ、とその場から消える。
私の個性、瞬間移動。これを使用し逃げた。

何かから逃げる時、避ける時など非常に便利だ。
面倒事を回避できるし学校に遅刻することもほぼないし。

割と使える個性。いやぁ、助かる。

そんなことを考えながら、
私は音楽室へと足を踏み入れたのだった。