第40話

第38話
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2024/07/14 14:06 更新
ホーク
なんか上が騒がしいみてーだな
あなた
、、、
あなた
だいぶ、派手なことしてるようで、、
ホーク
んん?
ホーク
あ、エリザベスちゃん
ホーク
なーなー、上が騒がしかったみてぇだけど、なにかあったん、、
ポタポタとエリザベスは涙を零し始めた。
ホーク
どどっ、どうしたエリザベスちゃん!?
あなた
、、エリザベス
エリザベス
違うの、、、ただ、嬉しいの
優しく頭を撫でてあげる。
後に話を聞くとエリザベスがマーリンにかけられていたゼルドリスの呪いを解いたらしい。
そこで色々あった、と。
あの違和感の正体はゼルドリスのものだっだのか。
なににしろエリザベスの中で何か変化があったのは確かなはず。














それから数日後。
私達はリオネス王国を離れ目的地へと出発した。
目標はキャメロットの解放と人質救出。
だがキャメロットは次元のひずみによって侵入が出来なくなっている。
バン
んで?当然方法はあるんだろ〜な♪
マーリン
ああ、、王国より南東250マイル、そこがこの歪みの発現地点と特定した
ディアンヌ
リオネスから250マイル?そこに何があるんだろう!?
メリオダス
城塞都市コランド、何百年か前に大虐殺があって滅びた廃都だ
ぼーっと彼らの話を聞く。
あまり頭に入ってこず、私はエレインの部屋でくつろぐことにした。

















一口でクッキーをほおりこむ。
美味い。
エレイン
『死しては前世の記憶を失い 幾度も転生を繰り返す』、、不思議な話ね
ディアンヌ
ボクもびっくりだよ!まさかエリザベスがあの三千年前の女神様エリザベスの生まれ変わりだったなんて!!
エリザベス
も、もちろん全部を鵜呑みにしてる訳じゃないんだけど、、
ディアンヌ
本当は鵜呑みにしたいんじゃないの〜?
コクっとエリザベスは小さく頷いた。
ゼルドリスから聞いた話らしい。
余計なこと言いやがって。
ディアンヌ
団長にはもう話したんでしょ?
エリザベス
う、うん、でも誤魔化されちゃって
ディアンヌ
ひどーい!団長!!
エレイン
思い出して欲しくない事情がある
、、とか?
エレインは察しがいい。
無心な状態でいなければ。
ディアンヌ
絶対に思い出すんだよ!頑張れ!
ディアンヌ
ボクはエリザベスを応援するからね!!
エリザベス
、、うん!
また1つクッキーを口にほおりこむ。
ディアンヌ
あ!!
ディアンヌ
そーいえばなんだけどぉ!
私の方に体を向けてぐわっと開けられた目でこちらを見てきた。
あなた
、、
ディアンヌ
ボクね、三千年前の世界ブリタニアで君を見たんだ!
あなた
は?
思わず顔をしかめる。
何らかの術だろうか。
可能と言えば可能か、、。
ディアンヌ
君、魔神族なんだよね?団長と昔からの付き合いなんだよね?
ディアンヌ
確か人間だったはずなんだけど、、
まぁ、置いといて
ディアンヌ
何か知ってることは無い?
あなた
、、、
紅茶を飲み干して立ち上がる。
私はエリザベスの目を見てこう言う。





あなた
あと、少し



エリザベス
え?


























本当に少し、だった。
エリザベス
離して!ディアンヌ!!
ディアンヌ
落ち着いて!どうしたのエリザベス!?
エリザベス
早く、知らせなきゃ、
ディアンヌ
何を!?誰に!?
エリザベス
バルザドが狼男ウェアウルフに噛まれたって早くメリオダスに知らせてちょうだい!
メリオダス
なにがあった!!
下唇を強く噛み締める。
エリザベス
ああ、、メリオダス!バルザドが重症だって騎士団から連絡があって
メリオダス
、、お前、まさか
マーリン
私が見よう
あなた
メリオダス、これ、多分、、
メリオダス
っ、、
マーリン
エリザベス王女、私が分かるか?
エリザベス
久しぶりねマーリン、見違えたわ、あんな幼かった子が、、
マーリン
ディアンヌ
これは、、
メリオダス
エリザベス、、っ
ホーク
プップゴ!?エリザベスちゃん、そ、その目は!!?











女神族の瞳だ。


























メリオダス
エリザベスの記憶が戻り始めたんだ
ディアンヌ
、、へ?
メリオダスはエリザベスの手を握りしめて言った。
彼の背中からは苦しそうな気持ちが伝わってくる。
ディアンヌ
記憶が?それって、前世の記憶?
ディアンヌ
すごい!!
キング
ん?前世?なんの話?
ディアンヌ
キング〜、絶対驚くよ〜!?
ディアンヌ
なんと!エリザベスは三千年前から前世の記憶を失くしながら何度も転生し続けているんだって!!
キング
ふええええ!?うそ!?
ディアンヌ
だからエリザベスはね、前世の記憶を取り戻したいってさっきボクらに
マーリン
口を慎めディアンヌ!!
ディアンヌ
な、何?どうして
ディアンヌ
酷いのは団長だよ!エリザベスのその話をわざと無視してたんだから
あなた
ディアンヌ
ディアンヌ
あなたまで、、
メリオダス
、、もう終わりだ、記憶が全部戻るまでそう時間はかからねぇ
メリオダス
記憶が全て戻れば











メリオダス
エリザベスは3日で死ぬ








ディアンヌ
死、、?え?何その冗談、、団長?
メリオダス
それがオレたち二人の運命だ
メリオダス
もう黙ってる必要もなくなった
メリオダス
お前らに全て話す


メリオダス
オレの三千年の旅の目的を、、



















そう言ってメリオダスは話し始めた。
その声はとても悲しそうで、苦しそうで、、。
耳を塞ぎたくなるような声だった。
彼の話が終わる頃には皆顔を歪ませていた。
私も同様に。



















外に出て柵に寄りかかる。
風が気持ちい。
あなた
、、どうかしましたか、妖精王様
キング
君は、、知ってたんだね
あなた
知ってたよ
あなた
ほとんどね
彼とちゃんと話すのはこれが初めてだ。
あなた
幸せになって欲しい
あなた
エリザベスとメリオダスには
キング
、、だね

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