悟が振り返る
五条 何?
私 いや、その…
えっと…久しぶりです
私何言ってんの!!
なんで挨拶なんだよ
五条 久しぶり…
用がないならもう行くね
は?ちょっと待ってよ
もう聞くしかない
私 ちょっと待って!!
自分でもびっくりするくらいの力で悟の手を
掴んでいた
もちろんあっちも驚いてる
五条 ったくもう、ちょっとこっちこい!
悟は遠くの方を見て、焦ったように
私の手を引く
人気のない廊下までつれてかれた
私 ちょっとなんでこんなところまで
五条 別に
いや何も無くてこんなところに連れてこないでしょ
私 そんなわけないでしょ
五条 で…なんの話?
私 あのさ…1・2年合同任務の時から
なんかおかしくない?
五条 は?何が?
私 私の事避けてるの?
私が先帰ろうとしたって思って
るの…?
五条 …そんなこと思ってねぇーよ
私 傑たちとも一緒にいないじゃん
嫌われてもいいから
しっかり聞いておきたい
五条 別に意味はないよ
私 最後に聞いてもいい?
五条 何?
私 私の事嫌いなの?
五条 ……
私 私はッ…私は
あんたのことが
好きかもしれない…//////
今絶対顔真っ赤
私 それだけッ!じゃーねッ!…
私、泣いてる?
ダサッ
ぐいッ
え?












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。