第39話

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2026/02/21 09:00 更新
-藤井side-

さっきの一気飲みが効いたんやろうな。

神ちゃんは酔いつぶれた。

テーブルに突っ伏して寝とる。
しげおか
…ほれ、もう無理するから。
こたき
ほんまにな。
気持ち良さそうに寝とるから、とりあえずそのままにしておく。

それよりも、俺への質問責めがエグい。

…もう飽きたわ。
きりやま
俺らな、ほんまは2人が拗れんように今日の飲み会提案してん。
なかま
俺は神ちゃんからあなたのことの相談受けた。拗れる前に、お互い宣戦布告し合う場を設けたいって思ってん。
ふじい
…淳太は知ってたんや。俺があなたに告ったこと。
なかま
告る…っていうか、流星が本気出すって言われたって、神ちゃんが。
はまだ
俺は引っ越しの日に宣言されたで。あなたのこと、我慢しない、彼氏に立候補した…って。
こたき
俺らはさ、あなたが追っかけて、傷ついてをずっと見てきたやろ?俺は、早く諦めて新しい恋をしろって願ってた。
しげおか
俺もやな。苦しい顔、不憫でな。あなたは本人に絶対言うなって言うし…どんだけ鈍感やねん。
…なるほどな。

全員、あなたのこと見守ってきたんやな。
しげおか
まさか神ちゃんの気持ちがあなたちゃんに向くと思わなかったな。
きりやま
俺もそう思う。何より、あなたの反応に驚いとる。もんちにOKしなかったんやな。
はまだ
あなたの中で揺れてるんやろな。追っかけてばかりで、追いかけられるのは初めてやろ?
こたき
どっちと付き合ってもええけど、あなたがつらい思いするのは許さへんからな。
望が俺の肩を軽く叩く。

俺が逆の立場でも同意見。

たくさん泣いてきたのを知ってるから、幸せになってほしい。
はまだ
でも、あなた、あほやんな。もっと早く気持ち伝えれたらこんなに拗れへんかったのに。
ふじい
拗れたおかげで、俺にもチャンスあったってことやろ?
はまだ
そやな。
なかま
長いこと好きやったから、関係を崩すの怖かったんやろうな。カフェで自分があなたやって主張しなかったのも、そうゆうことなんやない?
どちらにしても。

俺を選んでくれたら、あなたを溺愛やな。

今もほんまはあっちの飲み会に乱入したい。

四六時中一緒にいたい。

俺ってこんなやつやったんやな。

自分でも知らんかった。

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