-あなたの下の名前 side-
面倒くさい
やっぱり断っとけばよかったな
まぁ、どうでもいいか
程々に過ごしてればすぐ終わるし
コンコンとドアをノックされる
誰だ?
扉から入ってきたのはツートンだった
なんか怒ってる?
低血圧なのかな?
なんか後ろに鳥か何かのマークが着いたローブを大人しく着る
デカ...
意味がわからない、見たいな目で見ないでよ
まぁ、前世もこんなもんだったからいいけど。
レインと名乗る少年の後ろを着いていく
-あなたの下の名前 side fin-
それだけ言うとそそくさとその場を去っていった
あなたの下の名前は別に気にしてなかった
ガラガラと音を立て教室へ足を踏み入れる、
すると生徒からの視線は入室した者、詰まりあなたの下の名前へと全て向かった
そう言うと教室はザワザワとする
教師も思わず苦笑いを浮かべている程、、
スタスタと席に向かって歩き、無言で席に着いた
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!