γ国国境門
ツァルト視点
そこらじゅうを蔓延るアンデッド達をどんどんと無力化させていく
そう言いながらも心境としては悲しみ…いや
怒りの方が強い
この状況は数年前を思い出させる
何も攻撃を受けていないはずなのに自然と息が苦しくなり視界が狭まっていくのを感じる
深呼吸をしながら俺は2本のレイピアを奮い続ける
そんな中に突如黄色いものが飛び込んできた
見ると辺りを見回している16歳くらいの少年がいた
妙に息が苦しくなる
あぁ、そうか。
助けを求める声。
昔の俺に似ているんだ
しょうがない。ここは人肌脱ぐとしましょうか
そういい少年を持ち上げる
絶対助けるから。
そう決めて俺は風を操り空えと飛び立った。
しばらく空を飛んでいるとぺいんとが突然声を上げた
小屋の周りは操られた人たちが蔓延っていた。
流石にぺいんとを連れて特攻はできひんし...
神妙な顔でうなずくぺいんとに微笑んでから俺はレイピアを抜いた
そのまま地面に降り、着地点にいた敵をレイピアの柄で昏倒させていく。
上から飛んでくる攻撃を態勢を下げてよけ、その状態のまま足元を潜り抜け小屋へと全力で走る
足につけていたハンドガンを手に取り何発かを虚空に打ち込む。
嘲笑うように攻撃を仕掛けてくる敵に俺は微笑んだ
言った瞬間目の前の敵が地に伏す
簡単なことだ。撃った銃弾を風で軌道を変えて飛ばしただけ
そのまま開けた道を走り抜け小屋の扉を開けた
小屋の中は妙に真っ暗だった。窓がないからか、感覚的に歩いていると階段がありその下へと気配を消し歩いていく
小麦の匂いに紛れかすかな気配があった
殺気は...感じられない
おそらくこの小屋はルーツェ村の食糧庫か何かなのだろう
ゆっくりと歩いていくと扉が現れた。
この奥だ。気配は3つ
扉をそっと開け念のため戦闘態勢を取り部屋に入る
突然後ろから攻撃が飛んできた。
避けきれるか.....
横に動きそのまま腕をつかんだ
白髪の少年だ
出てきた三人をしっかりとみる
紫髪の気弱そうな少年と白髪のリーダーみたいな少年と黒髪の警戒心がまだ消えていない少年を見る
そういい、小屋の外に出てぺいんとのところへ戻った
再会を喜ぶ4人を見て、思わず笑顔がこぼれる
そういってルーツェ村のほうを見る
おそらく両親や友人はもう命を落としているだろう。
ここにいても餓死するだけだ
そういってほほ笑んだ
・・・
えーまず謝罪を…
今回ですね〜元々バチバチの戦争予定で日常が入ってくる予定がなかったんスヨ…
しかしなんだかんだ戦闘シーン描くの初めてだったんです…!
そしたら、尺があれぇ?ってなりまして
急遽ストーリー変更してぶっ込んだんっすよ
そのため、大変読みにくいと思います!!
マジすみません…
最近自分の昔のやつ見返してセリフばっかだと読みにくいのを知ったばっかりなのに見事にセリフだらけができました
スライディング土下座をかましていくぅ
てな訳で今回はSSとでも思っていてください
この先頑張ってクオリティを上げられるようにするので(技術もついてくるのか…?)
この先も是非読んでくださると幸いです!
そして謝罪で尺をかなり取ったので今回は雑談コラムなしです…
作者は一回コンクリ詰で太平洋に沈められてきます!
次回予告だけしていきますね!
次回、「癖ってうつるんやね」
お楽しみに!それではおつみけ〜
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。