第4話

性別
24
2022/08/26 12:03 更新
Transgender(トランスジェンダー)とは


〜性自身が出生時に割り当てられた性別とは異なる人のことである

私は女性らしい。



生まれた時、男性器がついてなかったからかな?



成長する度に胸が大きくなってきたから?



男性の顔とは違うから?



いいや。私は男性だ。



だって心が男性だから。



男性みたいな格好も、男性みたいな髪型も、男性みたいな服装もしてないけど。



私は男性。小さい頃背負ってみたかった「黒色」のランドセル。着てみたかったヒーローがプリントされているTシャツ。みんなと遊んでみたかった野球。私はそれが出来なかった。



小さい頃に癖付けさせられた「私」という一人称も、
「僕」に変えれない。



世間がそれを許してくれない。



そう思っているからだ。




SNSで「理解してるよ」と呟くあの人たちは信じない。



きっと心では思ってない綺麗事で「自分は良い人です」とアピールしたいからだ。



自分の口で、心から「そうなんだ。」と言う人は信じてみたい。



今までどうり接してくれるのが嬉しいからです。



だけど、「本当の私」を公開するのは怖い。



世間の目が怖いから



きっと君の身の回りにもいるかもしれない



「世間の目が怖いから」と思っている人が



いつか



いつの日か



「本当の私」を公開できる日が来ることを願います

















私
よし
私
今日はこれで終わり。
私
それじゃあね。愛。またいつか
トランスジェンダーの友達が死んだ



原因は「生きずらさ」



多分、多分だけど、周りに理解してくれた人がいなかったんだろう。



私も最初は理解してなかったから。



だけど、彼の遺書を読んでこう思ってしまった。



「こんな人もいるんだ」と



だから私はこう決心した。


いろんな角度から色んなものを見て、どんなことを思ってしまうのか、どう苦しんでしまうのか。



体と心の性別が一致している私が言っても何も共感してくれないかもしれない。



だけど、



1人でも多くの人の心を動かしたい。



そう思って、指を動かした。



私
明日から……か。
私
(たくさんの人が来るかもしれない)
私
(1人でも少し理解してくれればいい。)
私
(……ここ違うな。)
1人でもいい。



少しだけでいい。



わかってあげてください。



彼ら、彼女らの苦しさを。



理解してあげてください。




心のこもってない「綺麗事」より



心のこもった「ふーん。」を



そう思いながら私は明日を楽しみにしている。


私
愛。待っててね。

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