第9話

#7 機械に繋がれた患者
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2024/04/10 21:39 更新
陽炎 焔
え……この人は……?
音無 頑
あ、焔さん
陽炎 焔
ウワァァァァァァ
え待って変な声出た恥ずい恥ずい恥ずい恥ずい
音無 頑
っふww
音無 頑
変な声出さないでくださいよ
陽炎 焔
す、すみません
音無 頑
で、どうしてここに?
陽炎 焔
いや、なんかここだけ少し明るかったので気になって…
音無 頑
あ〜成程
音無 頑
個人情報は教えられませんけど、なんでこんなに機械に繋がれてるのかは教えてあげれます
音無 頑
この人も奇病患者……死霊病の患者さんなんです
陽炎 焔
死霊…病?
聞いたことのないその名前に、私は首を傾げる
音無 頑
聞いたことはないと思いますよ
音無 頑
だって___
     "この方が初めての発症者だから"
陽炎 焔
音無 頑
現状わかってるのは、心臓も脳も何も異常ないのに死にそうになっている事だけ
音無 頑
呼吸器が動かなくなりそうだから人工呼吸器は付けないといけないし…
陽炎 焔
そう…なんですね
音無 頑
ええ、まあもう遅いですしお休みになってください
陽炎 焔
はい、おやすみなさい
音無 頑
さて…バイタルやその他諸々も異常無し…
音無 頑
さて…じゃあ"あの人"から貰った薬投与して…と
音無 頑
もういいですよ、後はお好きに
頑が廊下に向かってそう声をかける



扉を開けて入って来たのは…
茶園 綾
うん…ありがとう
院長である、綾だった
音無 頑
私は先に戻って寝てますね〜
茶園 綾
いやカルテ作れよ
音無 頑
ウゲッ←
音無 頑
ま、失礼しま〜す
ガラララララ
茶園 綾
行った…な

そう言いながら、彼は目の前の女性に目を落とす
茶園 綾
最近いろんな事があったんだよ
茶園 綾
炎熱病の患者さんが搬送されてきたり、その人の親に凸りに行ったり…
綾は聞こえるはずのない彼女に向かって話し続ける





ふと、その声が止まった
茶園 綾
はぁ…本当ッ……いつまで寝てんだよ……
茶園 綾
目開けてさ…また俺と他愛無い話で笑い合おうよ…
茶園 綾
iemonってさ…あだ名で呼んでくれよ…
茶園 綾
俺も"めめ"って呼ぶからさ…早く起きろよ…恵
霊操 恵
…………
綾は多くの機械に繋がれた彼女……恵に対してそう声をかける
茶園 綾
お前だけは絶対に…俺が治してみせる
茶園 綾
禁忌でもなんでもいいから、お前だけは…絶対に
そう言った綾の目は、覚悟に満ちた目だった
流石に誰か来て

垢消したく無いから

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