目を覚ました時、いつも俺の腕の中で眠っているはずの京介がいない事に気づいて慌てて、起き上がる。
「京介?」
今日は、仕事昼からだったはずだし、用事もないって言ってた。
急いで、寝室から飛び出してリビングに向かう。
「あっ!おはよう、柾哉くん!」
キッチンから顔を出す京介。
「京介ぇ〜〜〜ん」
「?」
ドタドタッ。
一直線に京介に向かい、後ろからギューッと抱きしめる。
「勝手にいなくならないで!!」
「えっ?」
「起きたら隣にいないし!!」
さらにギュッと抱きしめ、京介の肩に顔を乗せる。
「あー、ごめん。早く目覚めちゃって。朝ごはんでも作ろうかなって思ってさ。いつも柾哉くんにしてもらってばっかだからさっ。」
「俺はいいの。好きでやってるんだから。」
「あははは笑、すごいよね。柾哉くんは。そういうのスパダリって言うんだっけ?あーもう最近は、言わないのかな?」
「スパダリ?」
「うん。スーパーダーリン。最高な彼氏!」
「へぇースパダリね。」
チュッと京介のぽっぺにキスをする。
「京介だからだよ。してあげたいの笑
喜ぶ顔が見たいし、照れてる顔も大好きだから笑」
「よくそんな恥ずかしい事、平気で言えるよね。俺は恥ずかしくて言えない」
「でも、京介はちゃんと心の中で思ってるよね。」
バッっと振り向く京介。
「ん?」
「勝手に心の中、読まないで!!」
真っ赤な顔をして睨んでも怖くないよ京介笑笑。
チュッととんがった唇にキスをした。
「////////」
「さっ、ご飯食べよ、京介笑」












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。