前の話
一覧へ
次の話

第1話

ぷろろーぐ
535
2020/06/05 13:13




あれは3年前のの冬






そう。久しぶりに東京に雪が降った日だ















莉犬
莉犬
あなた。
莉犬
莉犬
別れよっか。







静かなカフェで2人。








息もできないぐらい苦しくて。
あなた
あなた
…なんで?





そう。私は莉犬くんと付き合っていた。








それはとっても幸せで。君のために沢山努力した。






元々料理はしない方だったけど、君のために徹夜して頑張った













それなのに。なんで?





















莉犬
莉犬
冷めちゃったんだ。
莉犬
莉犬
ごめんね。
あなた
あなた
(あぁ_______。)







君はものすごく泣き虫で




それで。私の事好きだったよね




自意識過剰かもしれなかったけど愛してくれて幸せだった。




でももうそんな君はいない。
あなた
あなた
(変わっちゃったね…)





君はカフェで飲んでいたカフェオレとコーヒー代を置いて出ていってしまった






私は頭が真っ白で



すぐにカフェから出ていって自分の部屋に戻った




















正直実感がなかった。












あれから3年。君はどうしているんだろう。

プリ小説オーディオドラマ