第4話

第四話
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2026/04/20 12:45 更新







「……成程ねぇ…」


ラミリスにここに来た経緯を教えると何やら考え込んでいた。

教える、と言っても情報が少な過ぎる気がするが。
何せ、扉開けたと思ったら上空にいたぐらいしかないのだから。


『何か分かったのー?』


ラミリスにそう問うと何も分からないと返された。
リムルがした転生かなと一瞬思ったがそもそもの所死んで無かったから違うだろう。


「んー…まぁあるとしたら召喚かレオンちゃんみたいな転移したの2択で、」
「アンタのこの世界に来た時の場所を考えると転移者っぽいのよさー」

『へー……』


だろうとは思っていた。消去法だろう。


「それに、召喚者は召喚主に逆らえないように魂に呪いをきざ……」


ラミリスが言葉を言いかけて止まった。呪いを刻む。それは原作知識のお陰でわかっていたこと。


そこに関しては大丈夫なのだが、ラミリスがなぜ口を噤んだのか、まぁ本人に聞くか。

そう思い、ラミリスに声をかけようとした。その時に薄ら聞こえた小声。どうやら独り言を言っていた。


こ…、レオ…ゃんの…?

『ラミリス?どうかしたー?』


一声かけると彼女はハッとしてこちらを勢いよく見た。

「アンタ……召喚失敗されてるわよ」









『……はぃ?』











✧   ✧    ✧    ✧











『はー…』


何か色んな意味で疲れた気がする……
あの後、ラミリスが言うには召喚者特有の呪いを刻もうとした跡・・・・・・・が残ってたらしい。跡だから刻まれては無いだろう。

…そんな事ある?
そう言ったら彼女も詳しくは分からないらしい。前代未聞とのこと。

未だ湧かない実感のせいで自分を三人称視点で見ているかのよう。

私みたいな只の人間がこんな夢みたいな…
そう思っていたら声に出てたみたいでラミリスが反応を見せた。


「?…アンタ、人間は人間だけど只の人間じゃ無いわよ」


…なんでこの精霊は大事なことをケロッと言うのかなぁ……
何でか分からないが先程とは違い、意外とすんなり受け入れた。


『只の人間じゃないって?』


「魔力量よ魔力量。無意識のうちにセーブしてるっぽいけど、その量仙人…いや聖人ぐらいだわよ」


『聖人!?......何かズルしてる気分...』


聖人って何年も心身共に鍛錬し続けてやっとなれる(例外除く)あの聖人ですかぁ......召喚者特典すげーっ...
その後も雑談しながら色々教えて貰ったお陰で、情報が整理できた。
ついでと言っては大事おおごとなのだがラミリスからあなたの名前(カタカナ)の名を貰った。


その途中で知れた事はどうやら私はちゃんとスキルがあるらしい。
思い返して見れば確かにそうだ。リムルも魔力感知の応用で他の魔物らと会話をしていた。

何とか気合い()でスキルを確認した。
魔力感知...自己再生...見覚えのあるスキルが並ぶ中、ふと気付いた事があった。


隠忍者シノブモノ?...』

「聞いた事がないわね...ユニークスキル?」

どうやらラミリスの言うことで合ってるっぽい。
隠忍者...詳細は...


『えぇと...隠密や情報収集などに長けたスキルらしい。』


......まんま忍者じゃねぇか!!!
隠密、隠蔽...隠す系のスキルと森羅万象、思考加速、解析鑑定...簡単に言えば自我がない大賢者先生的な感じか...













ステータス
   名前: あなたの名前(カタカナ)(元名:あなた)
   種族: 人間─聖人
   加護: なし
   称号: なし
   魔法: ???
所有スキル: 『隠忍者シノブモノ』 
   耐性: 状態異常無効、物理攻撃耐性etc...




聖人の説明の(例外除く)はどこぞのツンデレ聖騎士団長ですね。あの人は何なのだろうか。

ちなみにラミリスの「こ...、レオ...ゃんの...?」はこれ、レオンちゃんの...?と言ってました。
不完全の召喚魔法を広めたのはレオンちゃんですからね。


それはそうとしてあなたの名前(カタカナ)を召喚しようとしたのは誰なのだろうか......答えはCMの後で!











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