第3話

第三話
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2026/04/19 12:52 更新













『…はぁ…疲れたぁ…』


小休憩を挟むこと、数分。
謎の声さんは未だクスクスとかキャラをまだ保とうとしていたからソッコー暴いたら不貞腐れていた。


『ていうか、コソコソしてないでそろそろ姿出せよー』


広間に大の字になって寝そべりながら話す。早い。あまりにも順応が早すぎる。

(アンタねぇ…いくらなんでも警戒ゆるすぎるのよ…)
(まぁいいわ。私の姿を見て恐れ戦くがいいのよさ!)


今更無理だろと言いそうな口を紡ぎ、彼女が出てくるのを待つ。どんな見た目だろう、と密かに期待を膨らませる。


「じゃっじゃーーーん!我こそは偉大なる十大魔王が一人!”迷宮妖精(ラビリンス)”のラミリスである!!頭が高いぞ、跪くがいい!!」


そう得意気に言い切ると、ドヤ顔をした。
ちっさ……ってそうじゃなくて!!









『ラ、ララ、ラミ、ラミリスーー!?』

思わずリアクション芸人みたいな反応になったが無理もない。
いや、今まで既視感はあった。だが疑問になるだけで終わっていた。ラミリス。その言葉を聞いて反応しない訳がない。転スラに出てくる、何なら重要人物じゃねぇか!?
いやいやまさか本物なわけ…ただ名前と魔王な所と、見た目とかが一緒なだけ…なんて有り得ないよね……。


チラ(視線を移す)
「ドヤ!」

チラ(視線を戻す)




チラ(視線を移す)
「ドヤ!」

(視線を戻す)




…本物だぁぁぁぁ…!!!! マジだ!本気と書いて本気(マジ)!!
約30センチぐらいの小さい身体。金をベースにした緑と黒のメッシュが入った髪を、三つ編みにして纏めていて、
黒を基調とした白と緑の模様の入ったフレアドレス。煌びやかにフリルで飾られた、見栄えのする豪華な衣装。その背中は大きく開いており、そこからトンボのような一対の羽が生えている…!!


…ラミリスだ。あのラミリスだ…多分私はどこぞの最強さんから0.2秒の領域展開を受けているパンピーみたいな表情をしていると思う。

……え?ここ転スラの基軸世界っすか??いや、何も知らない世界よりかは幾分マシ…なの、かぁ?
一人百面相をしていた私にラミリスが話しかける。


「…ちょっと大丈夫なのよさ?」

『いや無理です(色んな意味で)』

「えっ?」


ちょちょちょ…頭の中整理すると…

私が落っこちてきた世界は”転生したらスライムだった件”の世界軸で、多分今ここは精霊の住処で……今ラミリスと会って…

……わーよくある主人公設定じゃーん情報モリモリー
何で私?いや何か「俺!主人公ッス!」みたいなとか「人生失敗したどん底だぁ…」とか言ってる人とかじゃないんですかね???


『…やっぱり大丈夫デス!!』


彼女 は 思考を放棄 した !! ▼.

昔のことなんて気にしない、私は時代の最先端をいくのさ!!


「そう?それなら良かったんだけどさ!」


ラミリスは不思議そうに見つめていた表情をパッと変え、にこりと笑った。


「…そういえば、アンタどういう経緯でここに迷い込んだのよ」


本題に移ったようで、私に対し問いかける。
それにはマリアナ海溝より深ーい訳がありましてですね……











ステータス
   名前: ???(元名:あなた)
   種族: ???
   加護: なし
   称号: なし
   魔法: ???
所有スキル: ??? 
   耐性: ???

重要人物とはラミリスでした〜!
次回!タイトル回収!(多分)デュエルスタンバイ!!











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