⚠️だいぶ文化祭から飛びますすみません!
時の流れというのは本当にあっという間だ。
部活を引退し、春高を見届け、無事に受験も終え、
そんなことがつい昨日の事のように脳裏へと浮かび上がってくる。
そんな様々なことを経験した私、間中あなたを含めた私たちは本日、この青葉城西高校を卒業します____,
花巻「お、あなたやっと来たかよ〜」
あなた「ごめん遅くなったッ!」
松川「大丈夫、及川もまだだから。」
無事に卒業証書授与式を終え、昇降口を出たところで生徒たちは思い思いに写真を撮ったり、卒業アルバムにメッセージを残したりなど時間を過ごしていた。
私たちバレー部はと言うと毎年恒例であるように、体育館前に集まって集合写真を撮ろうとしていた
もちろんそこには3年生だけでなく1年生も2年生も の姿もある。
国見「あなたさんすごい大人気でしたね」
岩泉「まぁもう卒業だからな。この機に最後にあなたに気持ちを伝えたかったんだろ」
花巻「実際のとこあなた何人に告られてきたの今」
あなた「えぇ、……秘密。」
松川「告られた数は知らないけどほぼ学年全員と写真撮ったんじゃない?」
花巻「あーー、俺のクラスのやつも「間中さんと思い出を作るなら今しかない!」つってたわ。」
国見「図々しいですね皆さん。」
松川「絶対言い過ぎだろ」
及川「みんなお待たせぇー」
花巻「お、モテ男が来ました〜」
及川「マッキーったら僻まないで♡」
岩泉「お前の今の格好を見たらむしろ哀れみだろ。」
及川「ひどい岩ちゃん!!!」
遅れてきた徹は予想通りボタンひとつないワイシャツとブレザーをはだけさせてやってきた
知らない人が見たらやばい人になっちゃう、
矢巾「さすがです及川さん!!」
及川「ふっふーん!そうでしょ〜!!」
松川「やめな矢巾。調子乗る。」
あなた「徹その格好で集合写真にうつるの?」
及川「え、ダメかな??」
岩泉「まぁしゃーねぇだろ。行くぞそのままで。」
花巻「じゃあとりあえずまずは3年で撮ろうぜ!」
あなた「みんな撮るよーー!」
______
あなた「はあぁぁぁ、終わっちゃったぁ……」
及川「だねぇ。」
松川「こうして5人で帰るのも最後だね」
花巻「やめろ松川!!!現実を突きつけるな!」
部活動としての集まりも解散となり、一般の生徒もほとんど見られなくなった頃になって私達も5人で帰路に着いた
それぞれ親も来ていたのだけれど最後だからせっかくだし、と5人で帰ることにしたのだ。
いつもと変わらない帰り道でさえも今みるとどうしようもなく切なくなる
あなた「……最後だねぇ」
岩泉「……おう。」
あなた「徹はアルゼンチンでしょ、……そんで一も海外飛ぶしね。」
花巻「あなたも東京だしな」
松川「俺と花は結構会えるけど、ほか3人とは会えなくなるね」
あなた「うわぁ、想像しただけで泣きそうぅ…」
及川「泣いてんじゃん笑」
我慢していた涙がポロポロと頬をつたっていく
あっという間だった。
本当にあっという間だった。
3年間、長くて短いそんな高校生活が今日、
終わってしまったのだ。
あなた「わたし、ほんとに青葉城西バレー部に入ってよかった。」
及川「うん、おれも。」
あなた「徹と一、誘ってくれてありがとう。」
岩泉「むしろお礼言うのはこっちだろ。」
花巻「そーだそーだ!…3年間マネありがとな」
松川「ほんとにあなたがマネージャーでよかったよ」
あなた「……もーぅ、こういうのは引退式でやったのにまた泣いちゃうじゃんんッ!!」
及川「あはは、あなた泣き虫さんだ」
私ばかり泣いてるじゃないか、
そう思いながら顔を卒業証書で隠していたが、そのうち周りからもすする音が聞こえ、ちらりと覗けば私と同じように涙を流す4人がいた
あなた「みんな泣いてるじゃん笑笑」
花巻「つられんだよ!!」
松川「あなたの泣き顔そそる……」
及川「まっつん空気よんで!!!!」
岩泉「うるせぇ及川……」
結局このまま私たちは家に帰ることはなく、ファミレスへと向かった。













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。