第4話

DAY2 火曜日
76
2026/01/08 04:30 更新
(なまえ)
あなた
痛っ…たぁ…つぅ…
あ〜…昨日は夜更かしして少し眠いな…。
しかもベッドから落ちて起きたし…
眠い目を擦りながら時計を見ると…、
(なまえ)
あなた
8時04分…!?
やばい、やばいやばいやばい!
一限目の授業を落とすわけにはいかない!
私は身支度を魔法を使って整えて学校へと向かった。
なんとか午前の授業を乗り越えた私は食堂へと向かった。
(なまえ)
あなた
(カレシ君、まだ来てない…。)
カレシ君は大体いつも私より早く食堂に来て、待っているんだけど…、
毎日食べているオムライスを注文しに向かった時だ。
先輩ー待ってくださいよ〜!
後ろの方から、カレシ君に似た声が聞こえた気がした。
ぶっちゃけ別にカレシ君が誰と何としていようがどうでもいい。
ただ、〝日常に起きた変化”は気になるものだ。
私は急いでオムライスを受け取り、食堂を後にした。
あ、やっぱりいた。
カレシ君は、私と知らない女子先輩となにやらはなしているようだ……。
好奇心から、物陰に隠れるようにして2人の会話を聞き耳を立てた。
カレシ
カレシ
先輩って、好きな食べ物ってなんすか〜?
先輩
先輩
……。
先輩の方はよく聞こえない……
カレシ
カレシ
わーーー!俺もパエリア大好きなんですよ!!
カレシ
カレシ
学食にもらパエリアがあったらいいのにとか思います!!
カレシ
カレシ
あ…先輩忙しくないですか?俺ヒマなんで、先輩ともっと話したいっす!!
何かと思えば料理の話か…
正直〝どうでもいい話”っぽいな。そろそろ食堂に戻らないと…。
…もう少し立ち聞きしてみるか。
料理の話題はどうでもいいの…問題は…、
どうして、カレシ君は私を放って、その〝どうでもいい話”を優先させているのかな…。
…ほんの少しだけ、気になった。
カレシ
カレシ
それで、先輩って、…、えーそうなんすか?それも俺好きっす!
カレシ君のばかでかい声はここまで聞こえているが、先輩の声が聞き取れない…。
私はもう少し2人に近づいてみた。
カレシ
カレシ
…ん?
…!?
気づかれた!?や、やばい…!
慌てて、元いた場所に引き返した。
カレシ
カレシ
…?
カレシがこっちに来る…!!
…ていうか、なんで隠れているのかな…私は。
別に悪い事をしているわけじゃない。ちょっとカレシ君を追って来ただけ…。
カレシ
カレシ
ってあなた!?なにしてんだよ!?ってか毎日オムライス食べているんだからたまには違うの食えよ〜💦
(なまえ)
あなた
!?
(なまえ)
あなた
オムライス返ー
カレシ
カレシ
っていうか、
カレシ
カレシ
学校でオムライスを食べるとか、ちょっとお子ちゃまに感じるっすよね♪
(なまえ)
あなた
……。
カレシ
カレシ
異性の人と一緒に居てオムライス注文されたら…俺、ちょっと恥ずかしいっすよ。
カレシ
カレシ
その点、先輩はオシャレな料理をたくさん知ってるから、素敵ですよね♪
(なまえ)
あなた
…ちょっと。
カレシ
カレシ
あ、あれ?あなたどうしたの?
(なまえ)
あなた
食堂に来ないから探しにきたんだけど。
    『カレシを問い詰めろ!!』
カレシ
カレシ
あ、あぁ…!食堂に行こうとしてたんだけどな
(なまえ)
あなた
お昼、食べないの?
カレシ
カレシ
今ちょっと忙しくてな。
(なまえ)
あなた
『俺ヒマなんで、先輩ともっと話したいっす!!』って言ってたじゃん。
(なまえ)
あなた
…忙しくは…無いはずだよね?
カレシ
カレシ
…!?
カレシ
カレシ
って言うか俺がオムライス取る前も後からも立ち聞きしてたのか?
(なまえ)
あなた
たまたま聞いちゃったの。
(なまえ)
あなた
…何か聞かれたら悪いことでもあったの?
カレシ
カレシ
べ、別に!なんでもないし。…俺〝今から”忙しいから、またな。
(なまえ)
あなた
ちょっと待って、カレシ君が持っているオムライス返してくれる?
カレシ
カレシ
あ、これか?別に勝手に取っちまったからな…ごめんな💦いいよなオムライス!あなた大好きだもんな!
(なまえ)
あなた
無理しないでよ。
(なまえ)
あなた
オムライス食べる学生は無理なんでしょ?
カレシ
カレシ
…。
カレシ
カレシ
べ、べつにあなたのことを言ってるわけじゃないぞ?
(なまえ)
あなた
とぼけても通用しないよ。なぜなら……!
(なまえ)
あなた
うそつけ、私は毎日食堂でオムライスを食べているんだよ。
(なまえ)
あなた
そして、カレシ君は、……毎日それをみている。
カレシ
カレシ
……。
(なまえ)
あなた
カレシ君が食堂に来なかったのは、忙しいからではない。
(なまえ)
あなた
オムライスを食べる私といるのが恥ずかしかったから…そうじゃないの?
カレシ
カレシ
……!
カレシ
カレシ
…‥.。
カレシ
カレシ
悪ぃ、誤解させたな。
(なまえ)
あなた
え?
カレシ
カレシ
俺、毎日あなたがオムライスばっかり食べてるからな…
カレシ
カレシ
俺、あなたの健康が心配でな…
カレシ
カレシ
先輩は、俺の部活の先輩でポムフィオーレ寮所属ですごく料理にや美について詳しいんだ。
私はカレシ君と話し合えると…カレシ君は私が注文をしたオムライスを持っていき、先輩と食堂に行ってしまった。
(なまえ)
あなた
床に何か落ちている…
(なまえ)
あなた
あれ?たしか、ポムフィオーレ寮所属って…言ってたよね?
私はなんとなく先輩が落としたマジカルペンをスマホで写真を2枚撮り、食堂に戻った。
『先輩のマジカルペンの写真』を手に入れました
結局…オムライスは品切れになって再注文できなかったなぁ…
仕方ない…ナポリタンでも頼むかぁ〜…
アズール・アーシェングロッド
アズール・アーシェングロッド
おや、あなたさんではないですか。
(なまえ)
あなた
あ、…アズール…
フロイド・リーチ
フロイド・リーチ
あれー?デメキンちゃん今日はオムライス頼まないのぉ〜?
(なまえ)
あなた
デメキンって…オムライス品切れで頼めなかったんだよ…
ジェイド・リーチ
ジェイド・リーチ
毎日オムライスを食べていらっしゃるのですから、たまには良いんじゃないでしょうか?
(なまえ)
あなた
…💢
(なまえ)
あなた
五月蝿いなぁ…別に良いでしょ?ジェイド。
(なまえ)
あなた
っていうかさっきカレシ君にも言われたんですけど…
アズール・アーシェングロッド
アズール・アーシェングロッド
…そういや、モブさんは居ないのですか?
(なまえ)
あなた
もう此処には居ないみたいよ…
(なまえ)
あなた
…オムライス…品切れとか…最悪…
フロイド・リーチ
フロイド・リーチ
デメキンちゃん、オムライス好きだもんねぇ〜?
(なまえ)
あなた
あぁ、もう五月蝿いなぁ…私は食べ終わったから行く!じゃ!
そう言って私は席を立って教室へと向かった。

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