優しい顔で言った。
だが、圧が増して息出来なくなりそうだなぁ…。
あぁ~、事情聴取かぁ。え~、めんどい!
けど、嘘もつけないから此処は正直に言っとくかぁ。
元気に爽やかに言っとく。
はぁ~私可愛すぎかよぉ☆←
その言葉を待ってましたっ!!
この場にいる人が絶句する。
当たり前だろう。多分、いや確実に皆は私の事を
子供だと思っているだろうから。
ざわついている中、糸目の穏やかそうな人が
私に近付いて笑って来る。
そしてもう1人、なんか全体的に白いバツのマスクを
付けた人も来た。
そう言うと幹部らしき人達が顔を見合わせてから
私に近付いて来て1人ずつ紹介してくれる。
息を呑む音が聞こえた。
ガシャァーンッッッッ!!!!!
窓ガラスが派手に割れる。
全員が窓に目を向けると一人の狐のお面を付けた
男が此方を見て佇んでいた。
その人は窓から中へと入って来る。
そしてすぐさまトントンさんとゾムさんが
その人の間合いに行き、首に刃物を突きつける。
チャキッ
凄い殺気を彼に向けている。
……敵に回したくないと今思った。
グルッペンさんは異様な位に嘲笑っている。
総統含め、幹部達が私に視線を向ける。
なんで私がお姫様設定になってるんだ?
別に私、昨日なんもしてないしアドモーナだって
何も言ってな……………いや、言ってたじゃん。
お守りとして送るねーみたいな事。
白狐ってあれだよね、人に幸福を呼ぶ
なんか凄い善の狐だったよな。マジかァコイツがお守り役ねぇ。………なんか面白そうだからいっか~♪
私はコハクに近付き、手を差し出す。
そう言って私の手を握り返してくれた。
コハクがしゃがんで手を口の横にやったので
私は耳を傾け、コハクの言葉を待つ。
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。