第2話

1,306
2020/06/03 21:55
寧々side


葵「おはよう寧々ちゃん!」

寧々「葵!おはよう」


いつも通り教室に向かって歩いていた。
すると…


コツコツ


『…』


ええぇえ!?すっごく美形な子!!!
女の子でも惚れちゃいそう…

葵「…すごい可愛い子だったね」

寧々「…うん。転校生かな」

葵「そういえば今日私達のクラスに転校生が来るらしいよ」

寧々「じゃああの子かな?」

葵「多分」

ひぇぇ、モテクイーンが増えちゃうよ汗

葵「?」

寧々「何でもないよっ」

危なかった…
声に出ちゃってた、気をつけなきゃ

葵はそう?と言ってまた歩き始めた。

置いていかれないように私も追いかける。



教室に着いて、席に座る。


「転校生」という言葉が頭を過ぎる。

仲良くできるかなぁ…


そんなことを考えていると



ガラガラ

『今日からかもめ学園に転校してきました。
霜月あなたです。よろしくお願いします』


わぁぁぁ!やっぱりさっきの子だ!!

改めて見るとやっぱり美人さん…

アーモンド型の大きい目、
プルプルの唇(?)、
艶々なグレーの髪の毛…
さらに髪の毛と同じグレーの長い睫毛!

スタイル良っっっっ!!!!!

足細っっっっっ!!


そんなことを考えていると


コツコツ

『貴方。大丈夫?』

へっ、私?!

寧々「うっうん、大丈夫だよっ!」

『そう。』


し、心臓に悪い…っ!
だってふと見たら目の前に美形だよ?!?!


寧々「あれ。」

いつの間にかあなたちゃんは席(隣)についていた。


『名前は?』

寧々「寧々だよ」

『寧々…ちゃん。よろしく』

寧々「宜しくね!!!
(全てが可愛いっっ!!!)」

花子「霜月…ねぇ」

『ピクッ(何で七不思議が…)』

寧々「花子くん何か知ってるの?コソッ」

花子「まぁね」

「授業始めるぞ〜」

寧々「ハッ、授業始まっちゃう!」











花子「シモツキ…」

プリ小説オーディオドラマ